1990年代

脚本家・ジェームス三木…女性関係を元妻に暴露され泥沼離婚





脚本家として一時代を築いた「ジェームス三木」さん。
NHKの朝ドラ「澪つくし」や、大河ドラマ「独眼竜政宗」などを手がけて人気脚本家になりましたが、長年連れ添った典子夫人との離婚劇はまさに泥沼だったのです。

名前:ジェームス三木
本名:山下清泉(やましたきよもと)
生年月日:1935年6月10日 (82歳)
職業:脚本家、作家、演出家
出身:満州国奉天省奉天市(現・中国遼寧省瀋陽市)
学歴:大阪府立市岡高校(中退)



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典子夫人は結婚後、歌手から脚本家に転じた三木さんの個人事務所を起こし、仕事をサポートし続けました。
しかし、夫婦関係は冷え切っていて家庭内離婚のような状態が続き、1990年に三木さんに、夫人に関する怪文書が送られてきたのです。
これには夫人の男性関係や金銭に関する記述がありました。

これがキッカケになって夫人が反撃するのが1992年…
夫人(当時53歳)が三木さん(当時57歳)の暴露本を出版するのです。

タイトルは「仮面夫婦~私が夫と別れる理由」…
長年の夫婦生活や三木さんの女性遍歴について書いたノート「春の歩み」を公表しました。

そしてこれに反論するために、三木さんが突然会見を開いたのが8月29日…
夫婦とはいえ、極めてプライベートな私生活を世間にさらした夫人を厳しく批判し、「あのメモは30年も前の話。何で今頃、持ち出してくるのか」と首をかしげたのです。

また、時に怪文書のことを初めて公にし「80%事実。普通の夫婦喧嘩の範囲では済まなくなった」と弁護士を立てて話し合っていることもわかりました。
三木さんは「こんなことで僕は潰れませんよ。今度のことも、ちゃんと消化して元は取るつもり」とも語ったのです。

これに夫人がすぐに反応します…
「32年間ともに苦労した妻より差出入不明の怪文書を信じた夫にショックを受け、刺し違える覚悟で本を出した」と週刊誌で出版の動機を語りました。

騒動はさらにヒートアップします…
1992年末に三木さんが「妻・山下典子を告訴するのは悲しい」というタイトルの手記を週刊誌で発表したのです。

夫人と暴露本の版元を相手取って刑事告訴…
1993年1月に名誉毀損と財産損害で総額1億3700万円余の民事訴訟を起こしました。

この裁判は同年秋に版元と和解寸前だったのですが、夫人が同年10月に前作以上に露骨な暴露本第2弾「夫婦戦争 妻が血を流すとき」を出版して振り出しに戻ったのです。
この時に三木さんはさらに5000万円の損害賠償を求めて裁判を起こしました。

この時点で夫人が写真誌で「離婚は戦争。戦争は血を流さなきゃと出版を決めました」と語ると、三木さんは「彼女はあまりにめちゃくちゃ。いっそ助けてあげたい」と心境を語っていました。

決着は1997年1月…
三木さんへの一連の名誉毀損が認められて、夫人に200万円の支払いが命じられました。
また、すでに「仮面夫婦~私が夫と別れる理由」の版元が刑事告訴取り下げを条件に、三木さんに500万円を支払って和解したのです。

そして三木さんが高額の慰謝料を払う形で協議離婚が成立したのが2000年…
27歳下の元CAと再婚するために、けじめをつけたといわれました。

三木さんは「潰れない」の言葉通り、最近では金曜プレミアム「松本清張スペシャル 一年半待て」(2016年・フジテレビ)や舞台「雲の上の青い空」(2016年・大阪新歌舞伎座)など脚本家として活躍しています。



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