1980年代

佐良直美とキャッシーの同性愛スキャンダルは何だったのか?!




 

1967年に歌手デビュー…
デビュー曲の「世界は二人のために」は、120万枚のレコード売り上げを記録し、その後の第9回日本レコード大賞の新人賞を受賞したのが「佐良直美」さんです。
そんな佐良さんに、キャッシーさんとの同性愛スキャンダルが起きたのは1980年のことでした。

名前:佐良直美(さがらなおみ)
出生名:山口納堡子(やまぐちなほこ)
生年月日:1945年1月10日(74歳)
職業:歌手、タレント、女優、作曲家、実業家
出身:東京都
学歴:日本大学藝術学部



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オネエブームをきっかけに、今やテレビで同性愛や性同一性障害を公言するタレントは少なくありません。
しかし、まだタブーとされていた1980年代初頭に、世間を騒がせた同性愛騒動が巻き起こったのです。
ちなみに追及したのは2010年8月に亡くなった芸能リポーターの梨元勝さんでした。

1980年5月19日、テレビ朝日系のワイドショー「アフタヌーンショー」には、涙まじりに別居を余儀なくされた”恋人”への愛を語るタレントで女優のキャッシーさん(当時29歳、本名は森栖キャサリン)の姿が映し出されました。

キャッシーさんはバラエティーの司会者などで活躍したタレント…
父がアメリカ人、母もハーフの両親から受け継いだ風貌と大阪弁の語りのギャップも受けた人気者でした。

キャッシーさんが訴えかけた「恋人」は歌手の佐良直美さん(当時35歳)…
佐良さんは1967年のデビュー曲「世界は二人のために」が120万枚の大ヒットし、紅白歌合戦には連続13回出場していました。

そのうち5回は紅組の司会を務めています。
また、女優としても高視聴率を誇ったホームドラマ「肝っ玉かあさん」や「ありがとう」に出演するなどの活躍を見せていました。
田園調布雙葉高、日大芸術学部卒という学歴とボーイッシュなイメージで彼女もまた人気者だったのです。

キャッシーさんはテレビと雑誌で3年半ほど前から「ナオ」、「お前」と呼び合う「夫と妻の間柄」だったとし、1979年9月頃から佐良さんの家で同居を始めていましたが、佐良さんの親族から嫌がらせされ、仲を引き裂かれ、家を飛び出したと再三訴えました。

キャッシーさんが証拠として出したのは佐良さんからもらったとする「世界中の誰よりも直は幸せだぞ。一生離さんからな。おぼえとけ」、「早く帰ってきて欲しい。会いたい。あなたのnaoより」という手紙です。

これに対して佐良さんは事実関係を全面否定…
手紙も偽物と反論しました。

そこまでは良かったのですが、同性愛タブーに過剰反応したのか、「気持ち悪い」と感情的なコメントをし、これが逆効果になってしまいます。
佐良さんは悪者視され「法律的には認められなくてもそういう関係はあるの」と訴えたキャッシーさんに同情が集まりました。

結局、騒動は5月末にキャッシーさんの謝罪で収まったのですが、佐良さんは大きくイメージダウン…
その年の紅白は落選し、その後は芸能界の表舞台からは姿を消すこととなります。
そうして1987年には声帯ポリープの手術と家業の会社経営の手伝いを理由にひっそりと芸能活動から引退しました。

佐良さんはその後、那須で家庭犬のしつけ教室を主宰し、経営は順調…
2010年に再デビューし「いのちの木陰」、「お·か·え·り」とシングルをリリースしています。

キャッシーさんの方も日本の芸能界を引退し、アメリカ合衆国・ハワイのプロレスラー・ヒロ佐々木さんと結婚しました。

また佐良さんは2010年11月13日付一部マスコミのインタビューで「騒動は事実無根」と改めて否定しています。
芸能事務所間の力関係の中で、自分が「人身御供」とされたのではと語っていました。

同性愛がまだ理解されず、タブー視されていた時代ならではの騒動で、オネエ系がテレビで市民権を得た今日ならここまでこじれることはなかったのかもしれません。




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コメント

    • 神宮司龍峰
    • 2019年 2月 03日 12:28pm

    神宮司龍峰です。
    佐良直美さんの大ファンです。
    いつまでも健康でして下さい。

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