1990年代

浅茅陽子は今でも「ベジタリアン」なのか?!




 

1976年の「雲のじゅうたん」で飛行家を目指す小野間真琴役で伸びやかなヒロインの女性像を演じて、全国的な人気を得た「浅茅陽子」さん。
“ヘばちゃん”のニックネームで親まれてブレークしたのですが、1992年にCM降板騒動が話題になりました。

名前:浅茅陽子(あさぢようこ)
生年月日:1951年4月2日(68歳)
職業:女優
出身:静岡県清水市
学歴:桐朋学園短期大学部



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CM降板騒ぎの原因は浅茅さんの「ベジタリアン発言」が原因でした。
浅茅さん(当時40歳)は1986年から「エバラ焼肉のたれ」のCMに起用され、食欲モリモリの元気印のお母さんを演じていました。

一連のCMでは「浅茅といえばエバラ」ともいわれるほどの人気で、自身も「私の代表作」と語ったほどです。

その後、浅茅さんは、エバラ食品・森村社長に「CMを映画にしたい」と持ちかけ、1991年に神田正輝さんを夫役に迎えた映画「エバラ家の人々」が製作されました。
同映画は浅茅さんの初主演映画というだけではなく、日本初となる「CMの映画化」として注目を集めたのです。

しかし翌年、浅茅さんの「ベジタリアン発言」で状況が一変します…
発端は1992年3月のスポーツ紙の報道でした。

「動物保護に熱心なベジタリアン」、「肉も食べません!」という見出しとともに、「ベジタリアンの浅茅は、撮影の焼き肉パーティーで肉を口に入れても、あとで吐き出す涙ぐましい苦労をしている。」というエピソードや「あのコマーシャルは肉の宣伝じゃないのよ。”たれ”の宣伝なんだから。ゴハンにかけて食べてごらんなさい。おいしいわよ。」といった発言が掲載されたのです。

エバラのCMに出ているのにベジタリアン?というので騒然に…

所属事務所はすぐに「浅茅は菜食主義者ではなく、肉も食べる。すき焼きは大好物。肉を吐き出したのは撮影時に体調が悪かったため。」と報道を否定したものの、時すでに遅し。

エバラ食品は

(新聞で)菜食主義になったと知って驚いています。事実だとするとあまり歓迎できる話ではない。社内で批判の声が出ているのも事実。

とコメント…

さらに

浅茅さんのCMは長期にわたってやっており、話題性も年々薄れてきているとの声もあります。今回のこととは関係なく、新しい展開を考えています。

としてCM降板が決まったのです。

けれども実は浅茅さんは根っからのベジタリアンというわけではありませんでした。
1982年には料理書「へばちゃんの台所」を出版し、「牛肉の佃煮陽子風」や「豚肉の包み揚げ」などの肉料理が紹介されていました。
家庭料理店を出していたこともあり、店では北海道の牛で取られたフォンドボーを使っていたのです。

しかし、女性誌に掲載されていた動物実験に関する記事を目にしたことをきっかけに、「動物実験の廃止を求める会」や「毛皮生産に反対する基金」などに入会し、動物愛護活動を始めたのです。

専門書を読んだり、シンポジウムに参加したりして動物実験の実態を知り、精神的に肉を受け付けなくなっていたのが真相でした。
エバラのCMは降板しましたが、その後、週刊誌上で肉料理のお店を紹介したり、ホームパーティーで肉料理を出したりしており、現在はベジタリアンではないようです。

また最近ではCMは80年代で活動実績はないものの、「嫌な女 第1回」(2016年・NHK BSプレミアム)や「はじめまして、愛しています。」(2016年・朝日系)などに出演し、活躍されています。




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