2000年代

田島寧子…水泳選手から女優に転身して現在は「派遣社員」?!




 

「金がいいです~!」という印象的なコメントで人気となった元水泳選手である「田島寧子」さん。
シドニー五輪で銀メダルを獲得し、将来有望な選手でしたが、突然芸能界へ転身。

けれども今や、芸能界からも姿を消したようにも感じる田島寧子さん…
現在の彼女は一体どうしているのでしょうか。

名前:田島寧子(たじまやすこ)
本名:山内寧子(やまうちやすこ)
生年月日:1981年5月8日(38歳)
職業:元水泳選手、元タレント
出身:神奈川県鎌倉市
学歴:日本体育大学(中退)




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水泳選手から女優へ、華麗なる転身を遂げた田島さん…
田島さんといえば2000年シドニー五輪の400m個人メドレーで銀メダルを獲得したことで知られています。

インタビューで語った「めっちゃ悔しい!金がいいです~!」が流行語となり、一躍ときの人となりました。
翌2001年には突如現役を引退し、女優転向を発表するなど”騒がせスイマー”として有名です。

一般的には自由奔放なキャラクターで知られていますが、競泳界では「岩崎恭子さん以来の天才」と囁かれていたほどの存在だったのです。
その実力は、彼女がシドニーでマークした4分35秒96の日本記録が、10年以上経った現在でも破られていないことでも明らかです。

当然、4年後のアテネ五輪の金メダル候補と見られていただけに、いきなりの女優転向に日本水泳連盟は大激怒…
また競泳界でも”美人アスリート”という位置からは遠かったこともあり、マスコミから「勘違い女」、「身のほど知らず」と強いパッシングを浴びました。

競泳を引退した理由は、シドニーを上回る泳ぎができなくなり、燃え尽きたと感じたから、なのだそうです。
そこで第2の人生を考えたときに、子どもの頃から思い描いていた「ファッションデザイナーか女優になる」という夢を実現しようと考えたそうです。

シドニー五輪後、名を売ることに成功した彼女は「女優になるには今しかない」と、大学を中退してまで芸能界に飛び込んだのです。

芸能活動をスタートさせた田島さんが、念願の女優デビューを果たしたのは2010年10月の舞台公演…
その後は端役ながら、テレビドラマや映画にも出演し、「女優になる」という夢を叶えました。

そんな田島さんが芸能界から忽然と消えたのは、2006年のこと…
芸能界入りした当初、田島さんには出演オファーが殺到しました。
その理由は彼女を作品に起用するだけで「あの田島寧子が出演」とマスコミが報道してくれる宣伝価値があったからです。

しかし、1年も経つと話題性は薄れ、どこにも扱われなくなりました。
それでも演技力やトークという武器があればいいのですが、競泳上がりの田島さんにそれを望むべくもなく…
2002年以降は食べていくのもやっとの状況だったようなのです。

仕事が激減した田島さんは、芸能界からきっぱり足を洗いました。
彼女の名が再びマスコミに登場したのは、「田島寧子が女優からOLに転身」という若干の皮肉が込められた見出しの記事だったのです。

現在の田島さんは芸能界から完全に身を引き、OLとして都内の企業に勤めているそうです。
インタビューを受けた田島さんの母は、競泳界との繋がりも完全に否定しました。

五輪銀メダリストならば、テレビ解説者や指導者という仕事もあるはずですが、なぜ田島さんはOLの道を選んだのでしょうか?…
これには「引退の仕方に問題があった」という話があるのです。

田島さんが引退・女優転向を発表したとき、連盟は寝耳に水でした。
事前の報告もなく、トップの選手が女優になると言ったため、当然のごとく田島さんと連盟は絶縁状態となったのです。

連盟と蜜月関係にあるテレビ局は当然、解説者として使えません…
また、大会に出るレベルの選手を指導するには、連盟からコーチ資格の認定を得なければなりませんが、連盟のブラックリストに載っている田島さんには不可能な話です。

となると子ども向けのスイミングスクールで教えるくらいですが、銀メダリストのプライドが許さなかったのかもしれません。
夢の代償は余りにも大きいものでした。




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