1970年代

篠ひろ子…自殺未遂の原因は何だったのか?!

東北学院大学法学部2年生在学中にゴルフ練習場でスカウトされ、東北放送テレビ「ホリデイ・イン・仙台」のアシスタントとしてローカルデビューした女優の「篠ひろ子」さん。
そんな篠さんは過去に自殺未遂を起こしたことがあるのです。

名前:篠ひろ子(しのひろこ)
本名:西山博子(にしやまひろこ)
生年月日:1948年3月8日(70歳)
職業:女優
所属:芸映プロダクション
出身:宮城県仙台市
学歴:東北学院大学法学部(中退)




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1975年3月23日の午前2時、東京都港区西麻布4-29の鈴木マンション203号室で、篠ひろ子さん(当時27歳)が、同じく東京都港区北青山に住む女性の友人(当時32歳)に「これから死ぬ」と電話を入れました。

驚いた友人が駆けつけたところ、玄関で血まみれになって倒れている篠さんを発見します。
篠さんはブランデーの3分の1と睡眠薬を10錠を飲み、左手首を剃刀(かみそり)で切っていたのです。
篠さんは全治2週間の怪我で命に別条はありませんでした。

当時、篠さんは1973年からスタートした「時間ですよ(第三シリーズ)」(TBS)の小料理屋の女将・お涼役でブレイクし始めた頃…
なぜ、そんな時期に自殺未遂などしたのでしょうか?

原因は歌手として行き詰まっていたことに加えて、結婚したいと思っていた男性が別の女性と結婚したことが追い打ちをかけてと言われています。

篠さんは当時、「篠ヒロコ」として活動していましたが、1974年の9枚目のシングル「霧雨の人」のリリースを最後に芸名を今の「篠ひろ子」に変えています。

この年に「霧雨の人」の他にも、「あじさいの人」や「わかれ」などをリリースしましたが、ヒット曲に恵まれず、歌手として行き詰まっていました。
さらにこの時、篠さんには結婚したいと思っていた男性がいたのですが、その男性が別の女性と結婚してしまったのです。

このことにショックを受けた篠さんは突発的に自殺を図ったのでした。
この事件は当時、大きく取り上げられ、女性セブン(1975年4月2日号)では「私は愛に死にたかった」と書き立てられたりもしたのです。

しかし、その後の篠さんは逆に陰のある女性として評価を受けるようになり、女優としての幅が今まで以上に広がることになります。
自殺未遂を図った3ヶ月後には「悪魔のようなあいつ」(TBS)に出演し、その後も「金曜日の妻たちへ」(TBS)や「毎度おさわがせします」(TBS)、「カミさんの和」(TBS)などのシリーズにも出演し、女優としての地位を確立することになりました。

1992年には作家の伊集院静さんと結婚し、1997年にドラマの主演を務めたのを最後に女優業を休止しています。
1996年から夫の伊集院さんと共に、篠さんは出身地である宮城県仙台市で暮らしています。

現在の篠さんは、2匹の愛犬(ミニチュアダックスフンドで名前はアイスとノボ)と共に夫婦で暮らしており、料理の勉強や趣味を楽しんでいると言います。

引退後はあまり姿を現すことがなかった篠さんでしたが、2006年3月2日に死去した演出家の久世光彦さんの葬儀の際には、久しぶりに公に姿を現し、葬儀に参列しました。




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