1970年代

和田アキ子…自然気胸を患って入院したことがある?!

デビュー当時のキャッチ・コピーは「和製リズム・アンド・ブルースの女王。
歌手やタレント、司会者やラジオパーソナリティとしても活躍している「和田アキ子」さん。

そんな和田アキ子さんが自然気胸が再発し、緊急入院したのは1979年のことでした。
当時、和田アキ子さんには何が起きたのでしょうか。

名前:和田アキ子(わだアキこ)
生年月日:1950年4月10日(69歳)
職業:歌手、タレント、司会者、ラジオパーソナリティ
本名:飯塚現子(いいづかあきこ)
所属:株式会社ホリプロ
出身:大阪府大阪市天王寺区舟橋町
学歴:城星学園高等学校(中途退学)




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和田アキ子…自然気胸で倒れる?!

1979年4月10日朝11時頃、和田アキ子さんは東京・麻布のマンションの自宅で胸部の激痛と呼吸困難の状態に陥っていました。
這いずるようにして電話を取り、ホリプロの山田滋敏マネージャーを呼んだ時には息も絶え絶えだったのです。

山田さん、助けて…息ができないくらい胸が痛くて苦しいの。早く病院をおさえて。新宿の林外科がいいわ、お願い…

愕然となった山田マネージャーは、すぐさま林外科へ電話で和田アキ子さんの症状を報告し、しばらく安静にするようにと指示されて、午後2時の診察予約を取りました。

それから山田マネージャーが車でマンションへ飛んで行くと、呼吸困難だけはおさまったものの激痛は続いている和田アキ子さんがいました。

この時、和田アキ子さんには悪い予感があったのです。
実は3年前に自然気胸を患い、それが再発したのではないかと…

約束の時間に車で病院く行き、武長誠三副院長の診察を受けると、

すぐ入院して緊急処置をしなければ大変なことになる。痛み出したのはいつですか?

と詳しく言われ、即入院を命じられた和田アキ子さんは真っ青になりました。

4月4日頃から息をする度に、背中がキーツともの凄く痛くなったと言いますから、発病したのはその頃でしょう。仕事先の京都では、胸の苦しさに耐えられなくなって病院に入ったようです。うちの病院に来た時は呼吸の状態はすでにだいぶ落ち着いた状態でした。

と武長副院長もコメントを出しています。

和田アキ子さんが京都へ行ったのは、テレビ朝日のレギュラー番組「翔ベ!必殺うらごろし」の撮影があったためでした。
痛みが猛烈になるまでマネージャーにも黙って仕事を続けていたのです。

ところがこの番組は飛んだり蹴ったリのアクションもの…
たちまち無理がたたって、7日の晩遅くにホテルへ帰った途端、七転八倒するような苦しみに襲われました。

和田アキ子さんは自分で胃けいれんだと言っていましたが、実際には自然気胸…
ホテルへ救急車が呼ばれ、数人の男性が担いで病院へ運び込まれました。

鎮痛剤で一旦はピンチを脱した和田アキ子さんは、9日に帰京。
ちょうど10日が満29才の誕生日になるので、その前夜祭を六本木のクラブでやっていたのです。

しかし、その前夜祭がひびいて近くの佐伯内科に駆け込むと、自然気胸の再発らしいから専門病院へ行くようにと警告されたのでした。

和田アキ子さんは1976年1月、左肺の自然気胸で倒れ、林外科へ約1週間入院しています。
どのような病気でも再発は怖いものです。




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和田アキ子…自然気胸を患って入院する

暗い誕生日となった4月10日、武長副院長から入院の宣告を受けた和田アキ子さんは、一旦着替などを揃えに自宅へ戻り、すぐに同病院502号室に入りました。

さて、そもそも自然気胸とはどのような病気なのでしょうか?
自然気胸とは、肺の上の方にできやすいブラ(空気のたまった袋)が破れて肺の表面に穴が開き、肺の空気が胸膜腔に入る病気のことです。
この穴が大きくなって破裂すると、肺と助膜の間に流れ出した空気の圧迫で、肺そのものが収縮してしまうことがあります。

和田アキ子さんの場合は左肺でしたが、両方の肺が同時にこうなると命にかかわる非常に危険な病気でもあるのです。
しかも予測できないので、高速道路を走行中の運転者が突然この症状に襲われ、危うく大惨事になりかけたということもありました。

痩せ形の男性に多いとも言われていますが、例えば大声を出したり、深呼吸をした瞬間に自然気胸が起こる場合もあると言います。

緊急入院した和田アキ子さんは、すぐレントゲン撮影をされ、左肺と肋膜の間に入った水と空気を抜くために、左胸部助骨の6、7本目の間に穴をあけられて、肺までチューブを入れました。

武長副院長はこのように話します。

和田さんはあの体格なので、男まさりのように見られるが、局部麻酔で胸に穴をあけ、管を差し込んだ時は耐え切れずに泣きじゃくっていた。今のところはポンプで管から空気を抜き去り、肺を元通りに広げることしかできない。14日にレントゲン写真を見たところ、一応経過は良かったが、問題は再発を繰り返す恐れがあること。医師としてはこの際、開胸手術をした方が無難と思っている。応急処置だけでは、いつ破裂するかわからない爆弾を抱いているようなものだ。今回は比較的処置が早くて助かったが、管を抜いてしまうと、いつまた再発するかわからない。

実は神経が細いという和田アキ子さん。
山田マネージャーは、

「そんな怖い手術なんて、したくないって」言うんですよ。管を通しただけでも穴の跡がキズになって残るのに、胸を切り開かれちゃったらどんなことになるか、ゾーッとするんでしょう。先生は「脇の下から切開して、なるべく目立たないようにする」といってくれるのですが、彼女にしてみれば結構胸のあいたドレスも着るし、大きな傷跡ができたら隠せないんじゃないかという心配が先になっているようです。

と語っていたのです。

所属するホリプロでは、和田アキ子さんのレギュラ一番組である「翔べ!必殺うらごろし」、「ラブアタック!」(テレビ朝日)の他、「きみこそスターだ!」(フジテレビ)、「あなたのメロディー」など取りあえず4月一杯のスケジュールを全てキャンセルしました。

入院を知って、故郷の大阪から飛んできた母親・森子さんが、和田アキ子さんにつきっきりの看病。
完全看護システムのため、森子さんも夜だけは麻布のマンションへ帰って寝ていましたが、毎日病院へ通っていたのです。

病室は約6畳の広さで、洗面所とトイレ付き。
起床は午前6時、就寝が夜9時と決まっていますが、本人も、

なまじテレビを見ると焦っちゃうから…

と言い、ラジオや音楽を聴くだけにしていました。

チューブ付きで風呂にも入れず、夜も不眠がちで、病院での移動は車椅子。
大好きなお酒や煙草を禁じられました。

世間からタフなイメージの和田アキ子さん…
実はこのような持病を抱えていたのです。






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