1977年に「津軽海峡・冬景色」で大ブレイクし、今では紅白でもおなじみの演歌歌手「石川さゆり」さん。
私生活では1981年に元マネージャーの馬場憲治さんと結婚し、1984年2月に長女・佐保里さんが生まれています。
その後、1989年2月に馬場さんと離婚した石川さんは、娘の佐保里さん(当時8歳)と過ごす家を建てるために、1991年に東京世田谷区の高級住宅街に、時価6億5千万円の土地を購入したのです。
名前:石川さゆり(いしかわさゆり)
本名:石川絹代(いしかわきぬよ)
生年月日:1958年1月30日
職業:演歌歌手、女優
所属:さゆり音楽舎
レーベル:テイチクエンタテインメント
出身:熊本県飽託郡飽田村(現・熊本市南区)
学歴:堀越高等学校
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1991年に石川さゆりさん(当時32歳)が買った土地は、都内でも有数の高級住宅街として知られる東京都世田谷区にありました。
周囲には多くの自然が残り、自動車の交通量も少ない場所で、近くにある公園の木々の間からは小鳥の鳴き声も聞こえるような閑静な一等地です。
すでに整地がほぼ終わったその土地は、広さが110坪(約360平方メートル)で、価格はなんと当時6億5000万円もしました。
石川さんはこの2年前の2月に、元マネージャーの馬場憲治さんと離婚しており、その後は同じ世田谷区内にある馬場さんの家近くのマンションで、娘の佐保里さんと2人だけの生活を続けていたのです。
離婚後も前夫の近くに住んだ理由を石川さんはこのように語っていました。
離婚しても、彼が佐保里の父親であることは間違いない。たまには親子3人で会いたい。
つまり、前夫と娘のために、いつでも会えるような環境だけは残しておきたかったのです。
しかし、この時からは今までのマンション暮らしを捨て土地を購入しました。
これには石川さんの新しい将来の設計があったのです。
土地を買う決心をしたのは、そこに娘さんと2人だけで住む家を建てたかったからなのでした。
実は石川さんが娘思いなのは当時から有名な話…
離婚後は特にその思いが強くなり、オフの日は時間が許すかぎり佐保里さんと一緒に過ごすようにしました。
公演で地方に出かける時も、どんなに遅くなってもその日のうちに帰って来るようにしたり、どうしても泊まりになる時は「おやすみ」の電話だけは欠かしたことがないと言います。
この年も1月2日から3泊4日で佐保里さんと2人で、石川さんの故郷である熊本県に帰り、おせち料理をつくったり羽根つきをしたり、水入らずの時を過ごしていました。
「私は歌と子どものために生きる」と公言している石川さんだからこそ、佐保里ちゃんに注ぐ愛情が土地購入を決意させたのです。
一方で結婚に関しては、
結婚はもうこりごりです。今は娘のことで頭がいっぱい。力を抜いて自然体でね。季節を感じながら子どもと一緒にゆっくり歩いていきたいな。
とコメントしていました。
1990年秋に発売した「うたかた」が好調だったこと加え、大反響を呼んだサントリーのCNソングが「ウィスキーが、お好きでしょ」というタイトルで2月21日に臨時発売し、3月21日にはNHK連続テレビ小説「君の名は」の主題歌も発売されています。
このような絶好調振りを受け、この6億5000万円という土地購入を決意したという経緯もあったようです。
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