元プロ野球選手で阪神タイガース第30代監督を務めた岡田彰布さん。
プライベートでは1982年に、現在の妻でもある陽子さんと結婚しています。
今回はそんな岡田さんと嫁の陽子さんの結婚会見や2人の馴れ初めに関するお話です。
名前:岡田彰布(おかだあきのぶ)
生年月日:1957年11月25日(61歳)
職業:元プロ野球選手・監督・コーチ、野球評論家
出身:大阪府大阪市中央区
学歴:早稲田大学
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岡田彰布さんと妻の大関陽子さんが婚約したのは、1982年3月1日のことです。
当時、岡田さんは24歳、陽子さん23歳でした。
2人の婚約発表記者会見は、午前11時から大阪にあるホテル阪神の15階パールの間で行われました。
しかし、2人の結婚はあまりにも電撃的だったため、11時に会場に駆けつけたマスコミは数社だけだったと言います。
この数社に対しての会見が終わり、控え室に戻ったのですが、その後どんどんと駆けつけるマスコミがあり、再び記者会見を行うという異例の婚約発表となりました。
婚約発表記者会見では、両家の両親やプロ野球阪神タイガースの球団社長・小津正次郎社長(当時)に伴われて姿を見せた岡田さんはグレーのダブルのスーツ、陽子さんは明るいグレーのツーピースという装いでした。
嫁の陽子さんは1959年2月8日生まれで、当時、丸紅に勤めていた父親の宣典(のぶすけ)さんの転勤で、青山学院中等科1年の時にカナダのモントリオールに移り住み、中学・高校・短大へと進んでいます。
帰国した1978年に上智大学・外国語学部に入学し、1981年に卒業した後は日本ビクターに就職しました。
日本ビクターでは企画室勤務となり、得意のフランス語、英語、スペイン語を活かして外国文献の翻訳などをしていたのです。
さて、そんな陽子さんと岡田さんの馴れ初めはどのようなものだったのでしょうか?
そもそも、当時の岡田さんは「4年間は独身で通す」とプロ入りした年に宣言していました。
そのため「ホントに婚約したんですか?!」と岡田さんの早稲田時代の球友も寝耳に水の婚約発表に驚いていたのです。
婚約発表記者会見では、報道陣から次々と質問が飛びました。
記者:今の心境は?
岡田さん:安芸キャンプ(2月3日から)中から、今日、婚約発表と決めていたが、もの凄く緊張しています。でも、入団発表の時よりは楽ですけど…
陽子さん:負けないくらい緊張しています。とても嬉しいです。
記者:電撃婚約ですね?
岡田さん:こういう仕事してると、お嫁さんになる人はしっかりした人がいいと思っていました。初めて会った時、僕よりしっかりしてる印象で、この人なら遠征の時も家を任せられると思って…
陽子さん:頼れそうな人です。野球のルールは多少わかる程度ですが、両親が関西出身の阪神ファンで、タイガースのことは何となく知っていました。
記者:出会いとデートはどこで?
岡田さん:4~5回しか会っていません。彼女の両親の実家が芦屋にあり、そこには行ったけど、街中を歩いたことはありません。昨年秋に知り合う機会があったんですが、顔を合せたのは、今年(1982年)の1月8日、岡田会(後援会)の新年会の席が初めてです。で、新年会が終わってからミナミへ一緒に飲みに行きました。
記者:プロポーズしたのはいつ?
岡田さん:何日だったが忘れたけど、安芸から電話で、「一緒に暮らしてくれるかい?」と…
陽子さん:「ハイ」と答えました。
記者:どんな家庭が目標?
岡田さん:僕は一人っ子で、両親と一緒の生活になるが、明るい家庭で友だちが喜んで来てくれるようにしたい。彼女なら大丈夫です。
陽子さん:私も楽しく明るい家庭を作るよう頑張ります。
陽子さんの指には、1カラットのダイヤの婚約指輪がキラリと輝いていました。
終始幸せそうな様子の岡田さんでしたが、この婚約指輪の値段を聞かれた時だけはノーコメントで苦笑していました。
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