巨人、日ハム、ヤクルトと3球団を渡り歩いた元プロ野球選手…
現在はプロ野球指導者、解説者、タレントとして活躍中なのが「角盈男」さんです。

さて、角盈男さんの息子である、長男の「角一晃」さん、そして次男の「角晃多」さん。
お二人ともプロ野球選手として活躍していましたが、今現在はどうなっているのでしょうか。

名前：角盈男（すみみつお）
本名：角三男（すみみつお）
生年月日：1956年6月26日（63歳）
職業：プロ野球選手、野球解説者、タレント
出身：鳥取県米子市
学歴：鳥取県立米子工業高等学校

1976年のドラフト3位で読売ジャイアンツから指名を受け、翌年に入団した角盈男さん…
1年目には新人王、1981年には最優秀救援投手のタイトルを獲得し、チームのリーグ優勝にも貢献しました。
その後は日本ハムファイターズやヤクルトスワローズに移籍し、1992年に引退しています。

さて、そんな角盈男さんには、同じくプロ野球選手だった息子さんが2人います。
長男の「角一晃」さん、そして次男の「角晃多」さんです。

名前：角一晃(すみいっこう）
生年月日：1987年10月20日（31歳）
職業：元プロ野球選手（捕手）
出身：東京都
学歴：白鴎大学（中退）

名前：角晃多（すみこうた）
生年月日：1991年1月13日（28歳）
職業：元プロ野球選手（内野手、右投左打）、武蔵ヒートベアーズ監督
出身：神奈川県横浜市
学歴：東海大学付属相模高等学校

まず長男である「角一晃」さんは、東海大相模高に進学すると、内野手としてレギュラーに定着しました。
巨人・原監督以来となる1年生4番も務め、3年春には主将としてセンバツに出場しています。

その後、白鴎大学に進学するも中退し、2007年に単身でドミニカ共和国に渡り、サマーリーグに参加…
そこでロサンゼルス・エンゼルスのスカウトの目にとまり入団が決まったのです。

2011年6月22日には、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに入団が内定しましたが、不振に終わり、その後退団が発表されました。
2012年シーズンの所属先は未定でしたが、10月に引退を発表…

現在は福島県内の住宅建設会社・株式会社ウェルズホーム福島に勤務し、現場監督などをされています。

次に次男の「角晃多」さん…
兄の一晃さんと同様に、父の下で幼い頃から野球を始めた次男・角晃多さんは、父のようにプロ野球選手として活躍することが夢で、高校時代の東海大相模で4番打者として活躍します。

2008年にドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから育成選手3位で指名され、入団しました。
その後、厳しい環境でも出場機会を増やし、2012年には支配下登録選手に昇格します。

しかし、ウリだったはずのバッティングに苦しみ、思うような成績を残せなくなり、2014年千葉ロッテから戦力外通告を受けてしまいます。

その後、野球を諦めずにいた晃多さんに思わぬオファーが舞い込んだのは2015年…
埼玉県のプロ野球球団である「武蔵ヒートベアーズ」（2015年よりリーグに加盟）へ入団が決まったのです。
晃多さんは、シーズン途中からはキャプテンに就任しました。

そして2017年に現役引退を発表するも、2018年シーズンからはリーグでは初の20代の監督として抜擢されたのです。
11月30日に就任記者会見を開いた際に、発足以来低迷するチーム状況を踏まえて、「勝つこと、順位にこだわっていきたい」と晃多さんは語っています。

父に憧れ、親子でプロ野球選手になった角さん親子…
現在も次男の晃多さんは武蔵ヒートベアーズ監督として、まだまだ野球の世界を歩まれています。

長男の一晃さんは野球とは離れた別の道へ進まれましたが…
会社では現場監督などをされているということで、こちらも同じ監督業だといえるでしょう。