2017年12月11日に亡くなった元アメリカ軍人の「チャールズ・ロバート・ジェンキンス」さん…
その妻である「曽我ひとみ」さんとの間には、2人の娘さんがいました。
名前:チャールズ・ロバート・ジェンキンス(Charles Robert Jenkins)
生年月日:1940年2月18日~2017年12月11日(享年77歳)
職業:アメリカ合衆国の軍人
出身:ノースカロライナ州リッチスクエア
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1980年、ジェンキンスさんは日本人拉致被害者の1人、曽我ひとみさんを北朝鮮政府に紹介されます。
二人は出会ってから38日後に結婚…
その後、長女である「ロベルタ・ミカ(美花)・ジェンキンス」さん、次女の「ブリンダ・キャロル・ジェンキンス」さんの二人が生まれました。
誕生日によって前後しますが、1983年に誕生したミカさんは36歳、1986年に誕生したブリンダさんは33歳となります。
ミカさんは結婚の有無はわかりませんが保育士として働いており、ブリンダさんは結婚して、酒造会社で働いていました。
二人とも日本に帰化し、母・ひとみさんの実家がある佐渡島(父・ジェンキンスさんは佐渡市の観光施設の元職員)で暮らしているそうです。
また、父・ジェンキンスさんはかつて、二人の娘に関して「北朝鮮政府が彼女たちをスパイにしようとしていた」と語っています。
そのことに気が付いたのは、ミカさん(当時21歳)、ブリンダさん(当時19歳)のときで、北朝鮮政府が有無を言わさず平壌外国語大学に入学させてことが発端でした。
しかし、北朝鮮政府の指示には逆らえず、泣く泣く彼女たちを入学させたのでした。
同時に父・ジェンキンスさんは、自分がスパイを生むために結婚させられたのだと後に気づいたとも語っています。
さらに、政府は二人の娘ををスパイにさせて韓国へ送り込もうとしていたとか…
アメリカ兵と韓国人女性の間に生まれた子供が多い韓国では、娘たちは一瞬たりともスパイとして疑われることがなかったでしょう。
と語っていました。
その政府の教育が影響したのか、治療という名目でジャカルタに向かった後、北朝鮮にはもう戻らないこと告げると、長女のミカさんは北朝鮮を出たがらなかったそうです。
ミカさんはアメリカ人に見られたすぐに殺されるのだと思っていたそうで、北朝鮮では誰もがそう教え込まれていたといいます。
次女のブリンダさんもそう教わっていましたが、彼女は父・ジェンキンスさんの言うことも信じていました。
とは言え、父・ジェンキンスさんは娘たちに北朝鮮のことをどう思っているか恐ろしくて話せなかったと言います。
北朝鮮という国に翻弄されたジェンキンスさんご家族…
今は静かに日本で暮らして頂ければと思います。
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