1970年代

ゴールデンハーフ…エバ・マリア・ルナの現在とは?




 

全員がハーフ(という設定)の女性アイドルグループで、驚異的な視聴率を稼いだドリフターズの番組にレギュラー出演して、人気になった「ゴールデンハーフ」。
メンバーの入れ替わりや脱退が相次ぎ、1974年3月に解散し、5年間の活動に終止符を打ちました。
今回はそんなゴールデンハーフのエバさん、マリアさん、ルナさんの現在についてです。

グループ名:ゴールデン・ハーフ(Golden Half)
メンバー:
エバ(エバ・マリア・バスケス)・・・1953年12月10日生まれ、スペイン人(父)と日本人(母)のハーフ
マリア(マリア・エリザベス)・・・1955年4月30日生まれ、アメリカ人(父)と日本人(母)のハーフ
ルナ(高村ルナ)・・・1952年9月18日生まれ、ドイツ人(父)と日本人(母)のハーフ
ユミ(小林ユミ)・・・1950年8月18日生まれ、両親とも日本人



Sponsored Links
 

「ゴールデンハーフ」は日本テレビ系「ドリフターズ大作戦」のマスコットガールとしてスカウトされ、結成は1969年の夏…
同年秋の番組スタート時はユミさん、エバさん、マリアさんの他、マーガレットさん、タミさん、ミキさんの計6人で活動していました。
番組ではカタコトの日本語コントとお色気が話題だったのです。

番組は翌年3月に終了したのですが、今度は同年8月にスリー・キャッツをカバーした「黄色いサクランボ」でレコードデビュー…
しかし、結成時からそれまでの間にすでに数人のメンバーが入れ替わり、レコーディングはユミさん、エバさん、マリアさんにルナさんとエリーさんを加えた5人で行われました。

デビュー曲リリース後、まもなくタイ人とのハーフ、エリーさんが脱退…
テレビの収録を終えての帰り道、バイクと接触する事故に遭い、後遺症で引退したと報じられましたが、素行不良が原因との噂も流れました。
エリーさんはその後、2度の離婚の末、1986年6月に新興宗教「宇宙連合アストレア」を立ち上げて話題となりました。

エリーさんの後任として幾人かの候補が挙がったものの定着せず…
ゴールデンハーフは4人で活動を続け、「8時だョ!全員集合」(TBS系)にレギュラー出演し、「チョット・マッテ・クダサイ」がヒットしました。

しかし、1972年12月にユミさんが風邪をこじらせて肺炎を患ったことから活動休止し、そのまま脱退…
当初イタリア人とのハーフと称していたユミさんはその後、両親とも日本人であることを告白しており、他のメンバーとの不仲も噂されたのです。

ユミさんは「病気で寝ている間、4年間を振り返ってみたんです。今のまま仕事を続けようか、それとも本来の自分にこのあたりで立ち返ろうかって…」と理由を語りました。

メンバーが次々と脱退したことで人数は半分の3人に…
ケガなどで全員揃っての活動ができない時期もあり、繰り返し解散の噂が流れて、1974年3月31日、ついに正式解散となったのです。

当時を振り返ってエバさんは「私は解散したくなかったし、ずっと歌をやりたかった。でも、マリアは歌は嫌い、ルナは芝居をやりたいというのでそれぞれの道を選んだの」と語っています。

解散後、スペイン人とのハーフのエバさんは一時バラエティー番組などで活躍しバラドルの草分けとなったのですが、その後引退…
製本工場や運送業界に従事し、スナック経営なども伝えられました。

ドイツ人とのハーフのルナさんはロマンポルノ「修道女ルナの告白」などに出演…
結婚引退後はハワイに住み、2004年にがんで亡くなっています。

アメリカ人とのハーフ、マリアさんは一時シスターを志して修道院に入っていましたが、挫折して芸能界に復帰…
森マリアの芸名で時代劇などで活躍していましたが、1990年代中頃に引退しています。




Sponsored Links
 



ピックアップ記事

  1. 沢田研二…若い頃に起こした2つの暴行事件とは?!
  2. 吉幾三…嫁の寿佐子と10年目の結婚式を津軽で挙げる?!
  3. 中本賢…嫁の奈良崎佐輝子との馴れ初めと結婚について
  4. 金村義明…息子がキャディを始めたワケとは一体?!
  5. 今陽子…「ピンキラ脱退」から現在の活動まで

関連記事

  1. 1970年代

    萩本欽一…奥さんとの馴れ初めが感動する件

    日本野球連盟茨城ゴールデンゴールズの初…

  2. 1970年代

    長者番付からわかる芸能人の年収(1976年度)

    モントリオール五輪開催され、「およげ!…

  3. 1970年代

    山本直純…無免許運転スキャンダルで1年8ヶ月の謹慎?!

    クラシックの作曲で、指揮に加え「男はつ…

  4. 1970年代

    寺尾聰…范文雀との馴れ初めとスピード離婚

    1974年11月15日、寺尾聰さん(当…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Sponsored Links
Sponsored Links

最近の記事

  1. 山本譲二…妻の植木悦子との馴れ初めとは?!
  2. 松田聖子…デビュー5年目でも収入はとんでもなかった?!
  3. 牛島和彦…妻の光江との馴れ初めから結婚まで
  4. 八千草薫…メニエール病という病気を患ったことがある?!
  5. 具志堅用高…妻・香澄との馴れ初めから結婚まで
  6. 森繁和…妻・靖子との馴れ初めはファンレターだった?!
  7. 久米宏 …愛人が自殺未遂をして謹慎処分になったことがある?!…
  8. 倉田保昭…クラタスポーツ・スタジオを全国展開しようとしていた…
  9. ジャッキー佐藤とナンシー久美…ジャパン女子プロレスリング設立…
  10. 都はるみ…引退の理由は中村一好が関係していたのか?!
Sponsored Links

おすすめの記事

Sponsored Links

注目記事

Sponsored Links
  1. 2000年代

    安田猛…患った癌(がん)はどのようなものだったのか?!
  2. 1990年代

    宮沢りえ…サンタフェの前に無許可でビデオを出されたことがある?!
  3. 2000年代

    新田真剣佑…フライデーされた子供の母親Yは陽子?裕子?それとも…
  4. 2000年代

    長野美郷…結婚相手の一般男性は「ゴールドマンサックス」のあの人?
  5. 2000年代

    上原美優…遺書の内容は亡くなった母へ宛てたものだった?!
PAGE TOP