NHKの朝ドラ「純と愛」ではヒロインの相手役の母親を演じた他、連ドラ「Wの悲劇」、「トッカン特別国税徴収官」など立て続けに出演して、引っ張りダコとなった「若村麻由美」さん…
美貌と演技力には定評がありましたが、2004年に宗教団体の教祖と突然結婚し、世間をアッと言わせました。
名前:若村麻由美(わかむらまゆみ)
生年月日:1967年1月3日(52歳)
職業:女優
所属:トライストーン・エンタテイメント
出身:東京都練馬区
学歴:淑徳高等学校
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2004年2月26日、若村麻由美さん(当時37歳)が都内のホテルで記者会見を開きました。
前年の9月に宗教団体「釈尊会」の代表、小野兼弘氏(当時51歳)と極秘入籍していることが週刊誌によってスクープされ、それを受けての5カ月遅れの結婚報告会見でした。
小野氏はスキンヘッドに体重150キロとも180キロともいわれる巨漢…
当時、渡辺謙さんと前妻の離婚裁判が話題になっていましたが、「釈尊会」は同夫妻が入信していたと報じられ、裁判でも前妻が小野氏に多額の借金をしていたことが争点になっていたのです。
その渦中の小野氏と美人女優の取り合わせです…
世間が驚くのも当然で、若村さんは結婚を発表しなかったのです。
理由を「いい日取りを選んでいたので」と弁明し、結婚を決めた理由を「見た目のタイプではなく、何より人柄にひかれました。(一緒にいると)大きく包み込まれている感覚」と目を輝かせて語りました。
その少し前に撮影されたフジテレピ系の連続ドラマ「白い巨塔」の現場では、主人公の財前教授の妻役で出演した若村さんが、収録の合間、手を合わせてぶつぶつお祈りをしている姿が度々スタッフに目撃され、「何か宗教をやっているのでは?」とウワサになっていたところでの結婚発覚だったのです。
馴れ初めは当時の小野氏に対するインタビューによれば、知人との食事の席で、たまたまその知人と知り合いの若村さんと居合わせ、紹介を受けたこと…
若村さんは初婚で小野氏はバツ2でした。
「釈尊会」は岡山県に本部を置き、信者が当時およそ1万人といわれ、小野氏は高額納税者に名を連ね、銀座で一晩100万円も使う豪遊っぷりで有名だったのです。
しかし、その半面、実家の運営する別の宗教団体の名前で2億7000万円の借金をし、私的に流用したとして親族から訴えられていたり、都内の料亭で飲食代金6800万円を踏み倒したなどと、金銭に関する疑惑と浪費による多額の借財が報じられました。
さらに、若村さんの女優人生にも逆風が吹きます…
彼女を起用した大手酒造会社のCMはスポンサーが宗教色を嫌って放送中止、民放各社もドラマでは使いにくい状態になってしまったのです。
この2人の結婚生活は2007年4月18日、小野氏の死でピリオドを打ちます。
死因は肝不全で、享年54歳でした。
釈尊会の本部への坂道を上がるのに、職員や信者が数人がかりで押さなければ上れない肥満が一因…
普段から大ト口30カンやカルビ10人前を平らげ、ドンペリを一晩に何本もあける暴飲暴食ぶりが災いしたようです。
もっとも、死去後、若村さんはテレビで完全復活します。
露出が増え、今は再ブレーク状態…
夫婦仲は良かったともっぱらの評判ですが、若村さんの女優人生にとってはプラスだとったといえるかどうかはわかりませんでした。
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