2013年に書籍化された「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」で、一躍、時の人となったビリギャルこと「小林さやか」さん…
2015年5月には「映画 ビリギャル」が公開されるまでになりました。
名前:小林さやか(こばやしさやか)
生年月日:1988年(31歳)
職業:札幌新陽高等学校のインターン(実習生)
出身地:愛知県名古屋市
学歴:慶應義塾大学
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一般的には、小林さやかさんのギャルの見た目、書籍のタイトルなどのイメージから、進学率や偏差値の低い学校に通う女子高生が、頑張って勉強して慶應義塾大学に合格した…
という印象が強いかと思います。
けれども、実は小林さんの出身高校は、偏差値60台の進学校…
さらに、名古屋でもお嬢様学校だったのです。
小林さんの出身高校は、中高大一貫の私立校「学校法人 愛知淑徳学園(あいちしゅくとくがくえん)」…
1905年に創立され、私学では愛知県で最初の高等女学校として認可された伝統ある女子校だったのです。
今ではWikipedia(ウィキペディア)でも、小林さんの出身高校が「愛知淑徳学園」だと紹介されていますが、当初は同じく名古屋のお嬢様学校「金城学院中学校・高等学校」もしくは「学校法人 椙山女学園(すぎやまじょがくえん)」ではないかとも言われていました。
しかし、著書に書かれていた「算数と国語の2教科受験」や「Aクラス・Bクラス・Cクラスの3クラス制」などの情報や、公開された成績表の学年人数などから「愛知淑徳学園」であることが明らかになったのです。
そもそも「愛知淑徳学園」は進学校…
2018年の卒業生の進路を見ると、筑波大学や名古屋大学、東京医科歯科大など国立大学に60名、早稲田大学や上智大学、愛知医科大学などの私立大学に707名が合格しています。
もちろん、慶應義塾大学にも2018年度だけで4名の合格者が出ており、ビリギャルこと小林さやかさんがズバ抜けて高校で勉強したからではなく、レベル的にも十分に慶應義塾大学を狙える高校であったことがわかります。
つまり、小林さんは東大や京大など合格者も輩出しているような進学校でビリだった…
ということが明らかになったのです。
さて、そんな小林さんは、これまでウェディングプランナーをしていましたが、その後はフリーで執筆活動や講演活動を行っていたのです…
しかし、現在では札幌新陽高等学校(札幌市南区)で、2018年4月からインターン(実習生)として教壇に立っているのです。
この新陽高校は偏差値が低い子供たちの受け皿となっていたような高校で、数年前までは廃校寸前だったと言います…
しかし、今の荒井優(あらいゆたか)校長に代わってからは、経済的に苦しい家庭の入学金を免除するなどして、生徒数をV字回復させることに成功しました。
元々ソフトバンク株式会社で、通信・教育事業に携わっていた荒井校長は、経済的に困難な高校生への給付型奨学金「まなべる基金」を創設したり、OECD日本イノベーション教育ネットワーク理事なども務めた人物です。
そんな荒井校長のFacebook(校長日誌)を偶然見つけた小林さんは荒井校長のファンになり、すぐに会うことになりました。
その際に「学校は感動するぞ」と新陽高校への誘いを受け、インターン(実習生)として働くこととなったと言います。
あのビリギャルが今度は生徒を教える立場に…
また新たな伝説が生まれるかもしれませんね。
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