2015年に紫綬褒章受章を受賞した落語家の「立川志の輔」(たてかわしのすけ)さん…
その息子(長男)となる「竹内順平」さんを皆さんはご存じでしょうか?
現時点でウィキペディア(Wikipedia)はありませんが、父親である立川志の輔さんと同じ落語家ではないものの、一風変わった面白い人物なのです。
今回はそんな竹内順平さんをwiki風に紹介していきたいと思います。
名前:竹内順平(たけうちじゅんぺい)
生年月日:1989年10月17日(30歳)
職業:株式会社バンブーカット代表取締役
出身:東京都
学歴:玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科
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父・立川志の輔さんと一般女性との間に一人息子として生まれた竹内順平さん…
ちなみに両親は富山県射水市にある「富山県立新湊高等学校」の同級生同士でした。
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科を卒業した竹内さんは、父親である立川志の輔さんに落語家として弟子入りを申し出るものの、3回も断られてしまいました。
そのため大学卒業後は山口工務店の店員として働き、タレントの糸井重里さんが代表を務める「株式会社東京糸井重里事務所」(現:株式会社ほぼ日)で2年間アルバイトをしていたのです。
そんなある日のこと…
竹内さんは、普段何気なく食べている「梅干し」に注目しました。
「梅干しについてよく知らないことがあるな…」と感じた竹内さんは、梅干しのことを調べていくうちに「作るものから買うものに変わっていること」などと次第に面白みを感じるようになったのです。
そうして、2014年には同じく玉川大学芸術学部で友人でもある「切替瑶太」さんと、そんな梅干しを広めるべく「BambooCut」(現:株式会社バンブーカット)を設立しました。
ちなみに「BambooCut」の由来は、竹内さんの「竹(banboo)」と切替さんの「切る(cut)」から来ています。
「BambooCut」は2014年7月15日に、西武渋谷店モヴィーダ館(渋谷区宇田川町)で「にっぽんの梅干し展」を開催します。
会場ではオリジナルの梅干しの歌(梅干し讃(さん)歌)をBGMとして流し、竹内さんは切替さんと一緒に梅干しの歴史や漬け方、効能などをパネルで紹介しました。
それからは2015年に「にっぽんの梅干し展 in フランス」、2016年に「立ち喰い梅干し屋」や「ロフトごはんフェス お茶メでポップな『UMECha Shop!』」などを開催…
「BambooCut」も2016年10月3日から、代表取締役に竹内さん、取締役を切替さんという形で「株式会社バンブーカット」に改めました。
それ以降も「BambooCut」はOzmallやダイヤモンドオンラインにも掲載され、最近でも、2018年1月16日には「マツコの知らない世界」(TBS系列)や、5月21日には「買えるAbemaTV社」にも出演を果たしました。
また、この間に竹内さんが食べた梅干しは300種類以上…
中でも竹内さんが生産者ではなく、消費者目線で選び抜いたのが乗松祥子さんの「杉田梅」だったと言います。
「杉田梅」は無農薬栽培された梅を乗松祥子さんが小田原から仕入れ、濃厚な梅本来の味と、密度の高い繊維質、力強い味わいがあるとのこと…
ちなみに変わったところでは、2017年のグッドデザイン賞を受賞した「備え梅」があります。
こちらは2016年4月に起きた熊本地震を見て発案したもので、物資が届かなくとも食べれる非常食として考案しました。
そんな梅干しをライフワークとする竹内順平さん…
落語家にはなれませんでしたが、たった一粒の梅干しに興味を持ち、ここまで事業展開していくエネルギーは「落語家になりたい!」と思い立って広告代理店のサラリーマンを辞めた父・立川志の輔さん譲りなのかもしれません。
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