2000年代

式守与之吉…休場の原因となった「ギラン・バレー症候群」とは?!




 

大相撲の幕内格行司として活躍する「式守与之吉」(10代)さん。
そんな与之吉さんがギラン・バレー症候群を患い、連続休場となったのは2018年1月場所からでした。
果たして、与之吉さんを襲ったギラン・バレー症候群とは、どのような病だったのでしょうか?

名前:10代式守与之吉(しきもりよのきち)
本名:菊池浩(きくちひろし)
生年月日:1968年11月15日(50歳)
職業:大相撲の幕内格行司
所属:宮城野部屋
出身:宮城県伊具郡丸森町




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2017年12月にギラン・バレー症候群を発症した式守与之吉さん。
ギラン・バレー症候群とは、感染症やワクチン接種などをきっかけにして発症する神経疾患の一つです。

原因となるきっかけからおよそ1~2週間後に、足に力が入リにくくなったり、しびれたりするなど、主に筋肉を動かす運動神経が障害され、四肢(しし)に力が入らなくなる病気なのです。

日本における発症は年間で約1400人ですが、今までにかかったことがある患者数は10万人以上と推計されています。
患者のうち、約半分は数週間ほどでほぼ回復します。

しかし、残リの20%に立てない・歩けないなどといった後遺症が残り、死亡例も5パーセントほどあります。
過去には芸能界でも、安岡力也さんや芳根京子さん、大原麗子さんや佐藤寿人などが、このギラン・バレー症候群を発症しています。

与之吉さんが発症したのは、2017年12月8日の宮崎市巡業の朝でした。
前夜から肩が上がらず「疲れかな?」と思っていたのですが、一夜明けると、症状が重くなっていたのです。

顔を洗うことも、着替えることもできません。
現地で診察を受けると、そのまま入院を勧められました。
そうして、四肢に力が入らなくなる難病、ギラン・バレー症候群だと診断されたのです。

巡業で滞在していた宮崎市では荷物は十分でなく、すぐに東京に帰りました。
しかし、空港では一人で歩けず、車椅子での移動を強いられるほどに病状が進行していたのです。

東京に戻って入院…
5日間点滴を受けて、回復を待ちました。

病気になった明確な原因は分からず、その後リハビリを開始します。

復帰できないと半分以上は諦めていたという与之吉さん…
体重も10キロ以上は減りました。

こうして2017年12月に不調を感じてから、与之吉さんが歩けるようになったのは2018年4月からでした。
6月14日に退院し、再発の恐れはなくなり、本格復帰への準備を進めることができたのです。

9月の秋場所からは国技館に出勤し、行司仲間から「おめでとう!」との声を掛けられました。
ファンも多く、館内で気付いた人たちに驚かれる毎日だと言います。

休場中は、日本相撲協会の配慮で病名は伏せられていました。
後に公表しましたが、結局2018年は5場所連続休場となったのです。

今では秋場所の土俵には上がっていませんが、事務方として国技館に出勤できるまでに回復しました。
その後は九州場所から土俵に戻っています。

手の握力がまだ戻らないという与之吉さんですが、軍配を握るのは問題ないと言います。
ただ、箸で麺類をすくったり、細かい字を書く時には震えが残っているそうです。

こちらに関しても月に1度、病院に通ってリハビリのプログラムを地道にやっていき改善を目指します。

また、2019年1月場所8日目の今上天皇の天覧相撲で、説明役の八角理事長に「与之吉さんは大丈夫ですか?」と気遣われる場面がありましたた。

当時、与之吉さんの担当取組は天覧相撲前の幕内前半で、既に行司部屋に戻っていたのですが、そのことを聞き、大変驚いた上で、「ありがたい、光栄です」とコメントしています。




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