1980年代

池上季実子…元夫の臼井一元との離婚理由は何だったのか?!




 

テレビドラマ「愛と誠」(1974年)や「不倫調査員・片山由美」シリーズ(2001年~)、映画「華の乱」(1989年)などに出演していた女優の「池上季実子」さん。

プライベートでは1985年3月に、古美術商で10歳年上の元夫・臼井一元さんと結婚しましたが、結婚から3年後の1988年の11月に極秘離婚していることが明らかになりました。
果たして、二人の間には何があったのでしょうか。

池上季実子

名前:池上季実子(いけがみきみこ)
生年月日:1959年1月16日(60歳)
職業:女優・タレント
出生地:アメリカ合衆国・ニューヨークマンハッタン
学歴:堀越高等学校




Sponsored Links
 

池上季実子さん(当時30歳)と、古美術商の元夫・臼井一元(うすいかずもと)さん(当時40歳)の二人が入籍したのは、1985年3月15日のことです。
また、この年には長女も誕生しました。

当時、二人の結婚は“できちゃった婚”と言われていたのですが、実際は報道される前に籍を入れており、それからの妊娠だったのです。
しかし、妊娠がマスコミによって報道されたことで、“できちゃった婚”だと世間に広まってしまいました。

このような背景もあり、池上さんが入籍発表をしていなかった理由に、マスコミによる嘘の交際報道により深く傷つき、マスコミ不信になっていたからだと後に告白しています。

さて、そんな池上さんですが、元夫の臼井さんと結婚してからは、妻と母と女優の3役を務めてきました。
しかし、結婚から僅か3年半ほど経った1988年の11月12日に、極秘で離婚届を提出したのです。

1989年2月19日、池上さんは仕事先のテレビ制作会社で、ここまでの経緯について報告会見を行いました。
その会見で池上さんは、このように語ったのです。

(離婚の) きっかけは、去年の2月、私が仕事先で倒れたことでした。(妻と母と女優の)どれもが大事で、気を抜いたり、手を抜いたりするべきではないと思っていましたし、実際にその手段もわかりませんでした。それが、倒れた時に「このままではもうやっていけない…」そう考えて、5月くらいに話し合いを持ったんです。ところがその後も進展がなく…それで11月に結論を出しました。お互いの異性関係の問題ではありません。住む世界が違っていたとか、話題がなかったとか原因については色々と書かれてますが、特にどれということではなく、だんだん雪が積もって雪崩になってしまったような感じです。子供は私が引き取ります。子供は今3歳で、感受性が強い時期でもあります。だから子供のためにも早く結論を出そうと思ったんです。自分の生い立ちの経験からして、(親の仲がこじれているのは)子供によくないし、それに駄目なものは駄目なんです。無理に体裁を作っても本質が違ったら致し方ないことなんです。5月以降はありのままで、子供の前でもケンカすることがありました。

黒いワンピース姿の池上さんは、気落ちした表情を浮かべながらも丁寧に心情を説明したのです。

テレビ局の関係者からも、

彼女は仕事でもそうなんですが、全てにおいてパーフェクトを求める女性なんです。今回のことも、全部の面で完全を望み過ぎたのでは…

というような意見も出ていました。

事実、池上さんの報告も最初に母としての部分を強調し、次に仕事について触れていました。

結婚する前に女優という仕事はこれからも続けていきたいと言いました。彼もそれは構わないと了解してくれましたし…矛盾するかも知れませんが、それを仕事のせいで(離婚すると)書かれるのは不愉快です。女優になりたくてもなれない人もいるし、スタッフの中には安いお給料で頑張っている人も多いんです。私なんか仕事を選ばせて頂いている幸福な立場です。そんな立場なのに半端な仕事は出来ません。

母として一生懸命努めれば、仕事が邪魔になる…
けれども、仕事となれば半端なことはできない…
真面目な池上さんがだからこそ、余計に辛くなってしまったのではないでしょうか。

さらに、妻の部分に関しては、

(妻としては)もう少し家事をして欲しいとか、彼の方ではもしかしたらあったかも知れません。結婚と言うのは男と女というそもそも全然別の人間が、どうやって一つの線を作っていくかだと思っています。そういうことでは私は真剣に努力したつもりですが…

とコメントした池上さん。

雑誌のインタビューでは、

たまには彼と二人で出かけたいと思っても「子供がいるんだからよせよ」って。「子供がいても夫婦は夫婦なんだし、たまには子供を置いて、大人の会話があってもいいんじゃないの」って言ったの。そういうものって、あまり男の人にはないみたいね。

と答えています。

妻であることにもパーフェクトを求めた池上さん…
しかし、離婚についての金銭的なトラブルや面倒なことは一切なかったと言います。

また会見では、これからも子供を連れて、3人で会う約束もしていることを明らかにしました。

冗談で、「私に万が一のことがあったら、娘を頼むわね」と彼に言っているんですよ。

とも語ったのです。

こうして離婚という結論を出した池上さんと臼井さん。
その後の二人ですが、池上さんは2018年末にオスカープロモーションを退社し、独立してからも舞台を中心に女優として活躍しています。

一方、元夫の臼井さんも引き続き古美術商として活動し、現在は東京都港区南青山に“一元堂”というアンティークショップのオーナーでもあるのです。




Sponsored Links
 



ピックアップ記事

  1. 宇野重吉…息子・寺尾聰も知らなかった生前の昔話
  2. 中島知子の洗脳・家賃滞納騒動から現在まで
  3. こまどり姉妹…現在は占い師としてどこで活動しているの?!
  4. かとうかず子…現在から元夫(東国原英夫)の女性問題を振り返る
  5. 田島寧子…水泳選手から女優に転身して現在は「派遣社員」?!

関連記事

  1. 1980年代

    ダン池田…暴露本を出した経緯とその後の人生について

    芸能界を振り返ると、清水富美加(千眼美…

  2. 1980年代

    いしだあゆみ…萩原健一との結婚から離婚までを振り返る

    「ブルーライト・ヨコハマ」が100万枚を超える大ヒットになり、女優に転…

  3. 1980年代

    都はるみ…引退の理由は中村一好が関係していたのか?!

    紅白出場回数29回。代表曲「好きになった人」や「北の宿から」、「大…

  4. 1980年代

    大友柳太朗…自殺の原因は「老い」だった?!

    1985年にべテラン俳優が自宅マンション屋上か…

  5. 1980年代

    佐々木勉…音楽にかけた人生とプロフィール

    作詞・作曲家で歌手でもあり、デュエット…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Sponsored Links
Sponsored Links

最近の記事

  1. 山本譲二…妻の植木悦子との馴れ初めとは?!
  2. 松田聖子…デビュー5年目でも収入はとんでもなかった?!
  3. 牛島和彦…妻の光江との馴れ初めから結婚まで
  4. 八千草薫…メニエール病という病気を患ったことがある?!
  5. 具志堅用高…妻・香澄との馴れ初めから結婚まで
  6. 森繁和…妻・靖子との馴れ初めはファンレターだった?!
  7. 久米宏 …愛人が自殺未遂をして謹慎処分になったことがある?!…
  8. 倉田保昭…クラタスポーツ・スタジオを全国展開しようとしていた…
  9. ジャッキー佐藤とナンシー久美…ジャパン女子プロレスリング設立…
  10. 都はるみ…引退の理由は中村一好が関係していたのか?!
Sponsored Links

おすすめの記事

Sponsored Links

注目記事

Sponsored Links
  1. 1990年代

    山本リンダ…「へア写真集事件」とは何だったのか?!
  2. 1980年代

    太田博之…監禁・強要の容疑で逮捕されていた?!
  3. 2000年代

    辻仁成と南果歩…馴れ初めと離婚原因は何だったのか?!
  4. 1980年代

    ジャンボ鶴田…妻・荒牧保子との馴れ初めから結婚まで
  5. 2000年代

    沢松奈生子…実家の場所(住所)は西宮の「苦楽園」?!
PAGE TOP