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1963年12月の「黒髪」で歌手デビューし、その後の「青春の城下町」が大ヒットしたことで、一躍スターダムにのし上がった歌手で金細工師・宝飾デザイナーの「梶光夫」さん。
現在は息子(次男)の梶武史さんと共に、ジュエリーデザイナーとして活躍しているのですが、梶家はかなり裕福な暮らしをしているようなのです。
名前:梶光夫(かじみつお)
本名:梶芳道
生年月日:1944年9月9日(74歳)
職業:歌手、金細工師、宝飾デザイナー
出身:大阪府大阪市
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梶光夫と息子(次男)の梶武史が運営する会社
少年時代は橋幸夫さんや坂本九さんなどに憧れていたという梶光夫さん。
大阪の実家が宝石商(スイス時計店)で、自身が長男であったため、父親と5年間という約束で芸能界入りしました。
その5年間の間に、40万枚のヒットを飛ばした「青春の城下町」を始めとして、「可愛いあの娘」や「わが愛を星に祈りて」、「アキとマキ」など多くの人気曲を出したのです。
さらに、テレビドラマ「若いいのち」の主人公も演じ、俳優としても人気を博していました。
しかし、そんな人気絶頂の最中、父との約束を守り、1970年に梶光夫さんは芸能界を引退します。
その後は家業を継ぐべく、宝石デザイナーに転身しました。
すると、持ち前のセンスが開花したのか、いきなり宝石デザインコンテストでグランプリと銀賞をダブル受賞したのです。
しかし、当時の経験や勘(かん)に頼る保守的な宝飾業界を良く思っていなかった梶光夫さんは、日本に宝石に関する教育機関もなかったこともあり、宝石学の世界的教育機関であるGIA(Gemological Institute of America:米国宝石学会)へ留学を決意しました。
ここで宝石学を学び、G.G.(グラジュエイトジェモロジスト)の称号を取得します。
帰国後、奇しくも日本では空前のダイヤモンドブームが到来していました。
梶光夫さんは日本ダイヤモンド鑑定所設立し、この事業は大成功をおさめたのです。
さらに、梶光夫さんのジュエリーへの情熱が高まり、ジュエリー創作会社・株式会社カジ・インターナショナルを設立。
今日のような世界的宝石デザイナーとして成功をするまでになったのです。
現在の梶光夫さんは、株式会社カジ・インターナショナルをの代表取締役社長を務めており、息子(次男)の梶武史さんと共に、作品を創作・出品などしています。
父親の代から宝石商を営んでいた梶家…
息子の梶武史さんで梶家は三代続く宝石商となりました。
梶武史さんも父と同じく、若干20歳でGIA(米国宝石学会)を修了し、G.G.を取得しています。
さらに、JJAデザインアワードで数々の受賞を受け、2013年度には最高賞である「日本ジュエリー大賞・経済産業大臣賞」を受賞しました。
こうして、株式会社カジ・インターナショナルは、日本を代表するジュエリーアーティストの梶光夫さんに加えて、これから日本をしょって立つジュエリーアーティストの梶武史さんが親子で運営している会社なのです。
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梶光夫と息子(次男)の梶武史は大金持ち?!
さて、ここで気になるのが梶家の収入に関してです。
実は代々ジュエリーを扱っていることもあり、かなりの資産家であることがわかっています。
例えば2013年2月20日に、梶光夫さんは都内でジュエリー創作活動30周年記念パーティを開いています。
パーティーでは45年振りにの新曲「ひとつぶの愛」、「やさしいダイヤモンド」を発表したのですが、その際に総額17億円にもなるダイヤモンドジュエリーを披露しました。
また、このダイヤモンドジュエリーは、2012年のミス・ユニバース・ジャパンである原綾子さんが身に着けたものでもあったのです。
創作した物の中には、梶光夫さんが世界一周クルーズで訪れた国々のイメージをヒントにしたジュエリーを発表されており、そのスケール感もうかがえます。
他にも梶光夫さんはジャガーMK2やカーマスコットを改造したロールスロイス、腕時計はフランクミュラーやヴァシュロン・コンスタンタンといった超が付くほどの高級アイテムを所有しています。
さらに、広尾にある自宅にはデザイナーや芸術家の高級家具に囲まれ、自宅ホールにはガレやルイ・マジョレルなどアール・ヌーヴォー時代の絵画、美術品が並び、さながら美術館…
と思いきや、本当に美術館に展示してあるものと同じ家具まであるのです。
何しろ「Mitsuo Kaji」のジュエリーは豪華さという点では日本で1、2を争う宝飾ブランド。
ジュエリーを購入するには完全予約制のジュエリーサロン、もしくは招待状持参が必要な展示会でしか手に入れることができません。
ちなみに、この完全予約制のサロンも梶家の自社ビルで、渋谷区恵比寿にあるMKビル(MITSUOKAJIビル)です。
ジュエリーサロンは大理石を基調とした床、選び抜かれた19世紀のミュージアム級のアンティークが並び、こちらも自宅同様にさながら美術館と言った具合。
ジュエリーやサロンに関しては、ホームページ(http://www.kaji-international.co.jp/index.html)にて、いくつか写真で紹介されていますが、まさに高級ジュエリーを飾っておくのに相応しい内装になっています。
以上からも、梶光夫さん、さらには後を継ぐであろう息子の武史さんが、人並み以上に豊かな暮らしをされていることがわかるのです。
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