日本アカデミー賞新人俳優賞、山路ふみこ賞新人賞などなどを受賞…
そして、その日本人離れした美貌を持ちながらもミステリアスな気配を漂わせ、一部では「ホラー映画の女王」とまでいわれていたのは「佐伯日菜子」さんです。
彼女のルックスが醸し出す雰囲気同様、私生活もどこか数奇に満ちていました。
名前:佐伯日菜子(さえきひなこ)
生年月日:1977年2月16日(42歳)
職業:女優
所属:ヴィヴィアン
出身:奈良県大和郡山市
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デビューは1994年…
初出演となる映画「毎日が夏休み」でいきなり主演を務めた佐伯さんは、女優としての演技力が高く評価され、この年に日本アカデミー賞新人賞を受賞します。
特にハマり役となったのが、「エコエコアザラク」の主人公、黒井ミサ役でした。
黒魔術を扱い、人を容赦なく殺害していくという非情な役柄と、彼女の持つ怪しげな雰囲気が見事に重なったからです。
シリーズ化された同作の歴代の黒井ミサ役の中でも、佐伯さんを一番に推す人は多くいます。
その後、映画「らせん」では、あの貞子役を怪演…
さらに、ホラー漫画を映画化した「うずまき」にも出演し、まさに「ホラー映画の女王」に至るキャリアを積み上げていくのです。
そうして2002年には、Jリーガーでサッカー日本代表も務めた奥大介さんと結婚…
女優としての活動も順調で、サッカー関連の仕事も積極的にこなし、華やかで仲睦まじい夫婦の姿が公の場でも見られたのですが、この時すでに不幸は始まっていました。
原因は、夫である奥大介さんの暴力(DV)…
プロスポーツ選手としてトップを走ってきた故、輝かしい経歴と現状との落差に心が追い付かず、精神のバランスを崩していったのではないかと、一部では囁かれました。
そんな夫から、佐伯さんは長年に渡り殴る蹴るの暴行を受け続けたのです。
肉体的にも精神的にも大きなダメージを負うのですが、子供を守るために我慢の日々…
しかし、ついに命の危険さえをも感じるほどになり、警察に訴えて脅迫容疑で夫である奥さんの逮捕に至りました。
こうして夫である奥大介さんの目に余る行為が白日の下に晒されたのですが、2013年7月に離婚が成立したことで佐伯さんは被害届を取り下げています。
また2人の娘さんの親権は佐伯さんが持つことになりました。
そしてようやく穏やかな生活が訪れたのですが、なんと離婚後、夫であった奥さんは、移住先の沖縄の宮古島で自動車事故を起こして38歳の若さで帰らぬ人となってしまうのです。
不幸な出来事ではありましたが、佐伯さんのミステリアスなイメージはさらに深化し、現在は本格的に女優として復帰し、2人の子供を育てつつ、映画やドラマ、舞台にと活躍されています。
2018年には映画「タイムカプセル」で藍沢愛子役として出演されることが決まっています。
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