1980年代

倉田まり子…投資ジャーナル事件から現在までの転身に衝撃!?




 

本名は坪田まり子(つぼた まりこ)…
当時の芸名である「倉田まり子(くらた まりこ)」さんの名前を出せば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
そして倉田さんが巻き込まれた「投資ジャーナル事件」に関しても記憶に残っている方も多いでしょう。

名前:坪田まり子(つぼたまりこ)
罰名:倉田まり子(くらたまりこ)
本名:坪田 真理子(つぼたまりこ)
生年月日:1960年11月20日
職業:キャリアカウンセラー、元歌手、元女優
学歴:日出女子学園高等学校

1979年にデビューし透き通るトパーズボイスでファンを魅了し、「グラジュエイション」やポッキーのCMソング「HOW! ワンダフル」などのヒット曲で大人気を博したのが元歌手・女優の「坪田まり子」さんです。

ただ、そんな華々しい活躍をしていた倉田さんは1984年9月…
写真週刊誌「フライデー」の創刊準備号に掲載された一枚の写真が原因となり、芸能界引退に追い込まれることになります。

掲載された写真は赤坂の料亭の一室で撮られたものでした。
硬い表情の倉田さん(当時23才)の隣に口ひげをたくわえた長髪の男性…
写真は彼がにこやかに笑いながら彼女の肩に手回している写真でした。

倉田さんの肩に手を回していた男性は、当時「兜町の風雲児」と、もてはやされていた投資ジャーナルグループ会長・中江滋樹氏(当時30才)です。

当時の投資ジャーナル社と言えば、自社が発行する証券雑誌で「絶対に儲かる」株式売買のテクニックを披露するとともに、雑誌上で推奨銘柄を買うと偽り、利用者から500億円以上の現金を詐取したとして、倉田さんとの写真が掲載される直前の1984年の8月24日、警察に摘発されていました。

一方、倉田さんは1984年1月に東京・目黒に新居を購入しており、およそ7000万円とされる代金を小切手で支払っていました。
料亭で中江氏と並んだ写真が掲載されたことで、世間の注目は倉田さんに集まったのです。

当時、マスコミは倉田さんが中江氏の愛人であり、投資ジャーナル事件で集められた現金の一部が倉田さんの新居購入金に流れたと書き立てました。

そのため1984年の10月1日、倉田さんは釈明会見を開くことになります。
会見では倉田さんは中江氏の愛人であることを否定…
自宅の購入資金は「月50万円の返済という条件で借りた。中江氏からではない。」と語ったのです。

しかし、会見から半年後の1985年3月…
倉田さんは「週刊宝石」に手記を公開して、愛人疑惑は否定したものの、7000万円の購入資金を借りた「バンキング」という銀行が一般の金融機関ではなく、中江氏の会社であると告白したのです。

当時、7000万円は贈与ではないかという噂も流れましたが、倉田は何か代償を求められたことはなく、月50万円の返済計画もきちんと立てていたと釈明しました。
この点は東京国税局も購入資金が借入金であることを確認しています。

その後、倉田さんは自宅を5000万円で売却し、残金は投資ジャーナルの税金滞納分として国税庁に返済することになりました。

事件の原因について中江氏の税務顧問が取材に応じ、中江氏が倉田さんを引き抜いて芸能プロをつくる計画だったこと、また融資は倉田さんを投資先として考えていたことなどを語り、事件は次第に沈静化していったのです。

巻き込まれた形となった倉田さんには同情の声も寄せられましたが、彼女は「芸能界はイヤになった」とその後引退してしまいます。

ちなみに事件発覚後、中江氏は海外逃亡を続けていましたが、1985年6月に逮捕…
1989年に懲役6年の実刑判決を受けることとなります。
仮出所後、しばらく消息不明でしたが、2006年には自宅に放火しようとして逮捕され、再び話題となりました。

芸能界から引退後の倉田さんは25歳で国際法律事務所の秘書として再出発…
資格試験予備校LECの執行役員・講師を経て2003年に独立起業を果たします。
また、2010年からはキャリアカウンセラーとして活躍、本名の坪田姓で東京学芸大学の特任教授にも就任しています。

現在でも芸能界やマスコミとは距離を置く姿勢を取っているものの、ファンサイト主宰者らによる同窓会に参加するなど、当時のファンと交流を持っているそうです。
それにしても倉田まり子さんの芸能界からの転身振りには、本当に驚かされてしまいます。




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