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2016年に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された清原和博容疑者…
その清原和博容疑者にグリーニー(アンフェタミン系の興奮剤で覚醒剤の一種)を渡していたと証言したのが、元プロ野球(投手)の「野村貴仁」氏でした。
その野村氏が巨人時代のグリーニーの入手先を「外国人選手F」から仕入れていた事を打ち明けたことがあったのです。
名前:野村貴仁(のむらたかひと)
別名:野村空生(のむらたかき)
生年月日:1969年1月10日(49歳)
出身:高知県高知市(旧・吾川郡春野町)
学歴:高知県立高岡高等学校宇佐分校
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野村貴仁の巨人時代のグリーニー入手ルート
そもそも野村氏はオリックス時代から、グリーニーを使用していました。
ちなみに、その時の理由は、
春先の鼻炎を和らげるため
ヒザや胸椎ヘルニアなどの痛みを和らげるため
だったと野村氏は語っています。
しかし、オリックス時代のグリーニーが、いつまでも残っているワケはなく、巨人に入団してから自身が使用する分や、清原和博容疑者の分まで融通するとなると、新たな入手ルートが必要になってきました。
そこで、そんな野村氏に力を貸したのが、当時、巨人に在籍していた「外国人選手F」だと言うのです。
外国人選手Fが仕入れてくれた“メキシコ産のグリーニー”は良く効いたそうで、Fの巨人退団後も30万円分の野球用具を彼に送り、その代わりにメキシコ産のグリーニーを、野村氏は送ってもらっていたそうです。
そしてこのグリーニーのやり取りは、野村氏が現役を引退する2004年まで続いていたそうです。
こうして、このグリーニーが清原容疑者へと渡り、他にも幾人かの選手が使用したのだと野村氏は語っています。
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野村貴仁が語る巨人時代の「外国人選手F」とは?
さて、それではこの「外国人選手F」とは一体誰なのか?
調べたところ野村氏が巨人に在籍していた1998年から2001年の間で、同じく在籍していた外国人選手は何人かいたのですが、肝心の「F」のイニシャルを持つ人物は見当たりませんでした。
これは野村氏の勘違いor妄言?とも感じたのですが、そこで一人気になる選手が…
それは「エリック・ヒルマン」氏です。
もちろん英語表記は「John Eric Hillman」で、「F」は入っていないのですが、野村氏がヒルマン氏を「F」と勘違いしている可能性が考えられたからです。
また、ヒルマン氏を挙げた他の理由として、野村氏と同じ左投左打の投手という共通点もあり、何かと話す機会があったであろうと推測されること…
さらにヒルマン氏がアメリカ合衆国インディアナ州の出身で、メキシコ産グリーニーが入手が可能だったのではないか?…
とも推測されたからです。
そのため当時、巨人に在籍してい外国人選手の中で、最も野村氏と共通点が生まれる可能性があり、メキシコ産のグリーニーを手に入れることが、比較的可能であった「エリック・ヒルマン」氏が、野村氏が語る「外国人選手F」の正体ではないか?…
と思われるのです。
名前:ジョン・エリック・ヒルマン
生年月日:1966年4月27日
出身:アメリカ合衆国インディアナ州出身
職業:元プロ野球選手(投手)
もちろん、これは憶測の域を出ず、野村氏の証言を元に、かなり推量して導き出したもので、あくまで可能性…という話です。
ただ徐々に明らかになったいく野村貴仁氏の話を聞くと、彼はオリックスや巨人時代など、その時々に在籍していた外国人選手からグリーニーを仕入れており、ある種の売人のような嗅覚や才能があったのかも知れません。
しかし、その野村氏のグリーニーの仕入れが元となり、自己責任とは言え清原容疑者を始め、多くのチームメイトや関係者が被害を被った事は間違いないでしょう。
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