ドラマ「3年B組金八先生」などに出演し、アイドルとしても活躍していた「沖田浩之」さん。
そんな沖田さんが、世間を騒がせたのは「山本陽子」さん(当時40歳)との交際で、当時は沖田さんがまだ20歳になったばかりの時でした。
名前:沖田浩之(おきたひろゆき)
本名:置鮎広之(おきあいひろゆき)
生年月日:1963年1月7日~1999年3月27日(享年36歳)
職業:俳優
出身:神奈川県川崎市
学歴:青山学院大学経済学部経済学科(中退)
名前:山本陽子(やまもとようこ)
生年月日:1942年3月17日
職業:女優
所属:株式会社三陽企画
出身:東京府東京市中野区
学歴:國學院高等学校
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冷え込みの厳しい1983年1月20日の夜11時過ぎ。
芸能人やモデル関係者がよく訪れるという六本木のクラブの奥まったテーブルで沖田浩之さんと山本陽子さんが親しそうに飲んでいる姿が目撃されました。
常連客によると2人はお互いに見つめ合いながら、顔を寄せ合うようにして話していたといいます。
二人の初共演はドラマ「愛を裁けますか」(1982年・TBS系)で、山本さんが高校教師、沖田さんが教え子役でした。
沖田さんのマネジャーは「(ドラマでの関係もあって)演技や人生観など、いろいろアドバイスしてもらっているようですね」とコメント。
山本さんの所属事務所代表も「ヒマがあると麻雀をしたり飲みにいったりしているようです」とコメントしました。
週刊誌の直撃取材に沖田さんは「難しい仲じゃないんです。僕は陽子さんを友達だと思っている」と爽やかに答えたのです。
もっとも、翌年以降も熱愛の話題はエスカレートするばかり…
「山本のマンションに沖田が出入りして、時には泊まることも」、「2人は陽子さん、ヒロくんと呼び合い、年齢差を感じさせない親密さを見せている」といったウワサが飛び交いました。
しかも「マンションに行っているか?」との問いに沖田さんは「行ってますよ」とキッパリ。
山本さんも「彼が家に来たら、お料理は作りませんが、お茶くらい出しますよ」と出入りを認めたのです。
一方、関係について沖田さんは「21歳の男が42歳の大女優の恋人なんて日本の芸能界史上に残る大スキャンダルですよ。山本陽子さんのことは好きですよ。好きだけど恋人なんかじゃない」、「(恋愛感情は)違うというと、山本さんに失礼ですが、やっぱり違う。山本さんみたいな大女優とウワサになってうれしいだけです」と恋人関係を否定しました。
山本さんも「恋人?うれしいわぁ、そんな若い子、ハハハ」、「男と女の関係があったら意識的に私の家には来ませんよ」と語ったのです。
このように熱愛を否定する二人でしたが、1985年のドラマ「二度目のさよなら」(日本テレビ系)では山本さんが演じる人妻が、14歳年下の青年(沖田さん)の子どもを身ごもるという設定でした。
制作発表会見では、山本さんが「どこかオーバーラップするところがあるかもしれませんが」と言って沖田さんにしなだれかかってノロケてみせたのです。
「婚約発表みたいに見えますか」と顔を見合わせるシーンもありました。
しかし、関係は徐々に変化していきます。
1986年に沖田さんの母親から「ウチの息子をいったいどうするつもりなんですか?」と詰め寄られ、作家の宇野千代さんからも「沖田くんのことどうするの?」と聞かれた山本さんは「まじめに結婚したいと考えている」と答えるようになったのです。
けれども、沖田さんは新人女優にちょっかいを出しているというウワサも出るようになり、最終的に破局…
沖田さんは1995年に一般女性と結婚しましたが、その4年後の1999年に首吊り自殺し、世間に衝撃を与えました。
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