テレビドラマ「いのち燃ゆ」や「シルバー仮面」などに出演していた俳優で歌手の「柴俊夫」さん。
また、同じくテレビドラマ「御宿かわせみ」や「ちゅらさん」などに出演していた女優の「真野響子」さん。
そんな2人が入籍・結婚発表記者会見を行ったのは、1979年12月21日のことでした。
2年半の交際を重ねた柴さん(当時32歳)と真野さん(当時27歳)、2人の入籍・結婚発表記者会見はどのようなものだったのでしょうか?
名前:柴俊夫(しばとしお)
本名:柴本俊夫(しばもととしお)
生年月日:1947年4月27日(71歳)
職業:俳優、歌手、司会者
所属:ケイダッシュ
出身:東京都台東区鳥越
学歴:獨協大学(中退)
名前:真野響子(まやきょうこ)
本名:柴本苑子(しばもとそのこ)
生年月日:1952年2月9日(67歳)
職業:女優
所属:石井光三オフィス
出身:東京都港区麻布
学歴:桐朋学園大学短期大学部演劇科
Sponsored Links
柴俊夫さんと真野響子さんは1979年12月21日の午前11時頃、東京都港区役所麻布支所に連れ立って現われ、婚姻届を済ませました。
そして、その1時間後には東京プリンスホテル・ゴールデンカップの間で結婚発表記者会見を行ったのです。
当日の柴さんはグレーのダブルのスーツを着用し、真野さんは黒のワンピースでスミレのブーケを持って、にこやかに報道陣の前へ姿を見せました。
実は2人の結婚は時間の問題で、柴さんのマンションへ出入りする真野さんがこれまでにも何度か目撃されていたのです。
馴れ初めは1977年から放送されたテレビドラマ「さわやかな男」で、ここで共演したのがきっかけでした。
しかし、慌ただしい年末の入籍は予想外でもあったのです。
これには早く正式な形で結婚したいと考えた柴さんが「籍を入れた日にぜひ公表したい」と望んだからです。
今さら婚約発表はテレ臭かったし、彼女といっしょに住んで、堂々と旅行もしたいと思ったからです。2年間の交際中にはケンカもしましたが、気持ちは通じていたので不安はなかった。
と語る柴さん。
むしろ迷いがあったのは真野さんの方で、2年半の間、別れずに付き合えたことでようやく結婚が実現してのです。
彼と一生を共にできるかどうか、不安もありましたが、短所も含めて彼の人柄の全てに惹かれたんです。きっと浮気もしないでしょう。彼ってクソ真面目なのよ。
そう言われて、柴さんは苦笑。
私が煮え切らなくて、嫌な噂も立てられたけど、これからは仕事を続けながら主婦業も人並みにやれるように、ベストを尽します。子どもも沢山欲しいわ。
とコメントしました。
過去にはテレビのインタビューで「ここ2、3年は天中殺だから結婚は…」と言っていた真野さんでしたが、占ってもらったら12月18、21、26日が吉日だと言われて、ちょうど2人のスケジュールが空いてる21日に決めたのだと言います。
夫婦生活に関しては柴さんがこう語りました。
お互いに労わり合うつもりです。亭主関白とか女上位じゃなくフィフティ·フィフティでやっていかないと…
そうして記者会見の席上で、柴さんが「実は彼女に内緒でダイヤの結婚指輪を買いました」と明かすと、真野さんは「え、本当!」とこのサプライズに大喜ぴ。
こうして2人は喜びの結婚記者会見を終えたのです。
2人の交際を当初から見守ってきた落語家の桂小金治さんは、
長い交際にピリオドが打てて本当に良かった。12月19日、2人で僕の家に報告に来たけど、変な話、嬉しくて僕の方が頭を下げちゃいましたよ。「離婚だけはしないでくれ」と念を押しました。
と語り、小金治夫人の良子さんも、
響子ちゃんは私に「結婚したら仕事を辞めたい」と言ってましたが、柴君の方「辞めない方がいい。家庭に入る時期が来るまで頑張ってはどうか」と積極的にすすめていたんです。今度の発表の3日ほど前、私が響子ちゃんに象牙のペンダントを幸福のお守りにあげたら、当日の晩に電話がかかって「おかげさまで幸せになれそう。記者会見の最中もペンダントにさわって高ぶる気持ちを抑えていたの」って、泣いてました。
友人代表でもある西田敏行さんは、
酒の席では松崎しげるたちと「早く結婚しろ」とハッパかけてたが、秘中の秘で電撃的にコトを運んだらしい。初めの頃は飲んでも「帰る帰る」とソノちゃん(真野さんの本名は苑子)に気を使ってたが、最近また彼は付き合いが良くなってねえ。ははあ、彼女も男の世界を理解するようになったな、これはうまくいってる証拠と見てたんだ。松崎や僕のプロデュースで、盛大にお祝いの会をやらなくちゃ。
とコメントしています。
1983年10月18日には長女で女優の柴本幸(しばもとゆき)さんが生まれ、彼女もテレビドラマ「風林火山」や「鹿男あをによし」などに出演し、両親と同じく女優の道をたどっています。
Sponsored Links
この記事へのコメントはありません。