1990年代

乱一世…あの「失言内容」って何て言ったんだっけ?




 

1976年にニッポン放送の「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」でデビュー。
その後はテレビ朝日で放送されていた人気深夜番「トゥナイト」の準レギュラーだったのが「乱一世」さんです。

そんな乱一世さんが思わぬ失言騒動を引き起こてしまったのは、1997年8月26日放送の「トゥナイト2」でした。

名前:乱一世(らんいっせい)
本名:石瀬泰久
生年月日:1950年4月14日(69歳)
職業:ナレーター、レポーター
所属:オーディック
出身:東京都文京区
学歴:東海大学文学部



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「トゥナイト」に引き続き、「トゥナイト2」でもレポーターとして活躍していた乱一世さん(当時47歳)。
担当はお色気コーナーのリポートでした。

その日、乱一世さんがCMに入る直前にコーナーの予告をしたのです。
予告はこんな大げさな口上(失言内容)でした。

今日のネタはちょっとやそっとじゃ見られません。親類縁者にも電話してください。2分間だけ、みなさんに猶予を与えたいと思います。トイレに行かれる方はトイレへ。この2分間に行かないと大変なことになりますね。

ご存じのように民放の経営は、今も昔もCM収入で成り立っています。
「CMの間にトイレに行け」という乱一世さんのこの発言は放送界の禁句でした。

しかも「トゥナイト2」は生放送番組…
この発言はそのまま放送されてしまったのです。

その直後、乱一世さんも気がついて「CMのあとで謝ろうか?」と思ったのですが、現場のスタッフは「乱さんのキャラだから大丈夫だろう」とそのままになりました。

しかし、これが大ごとになります…
乱一世さんにとって運の悪いことに、テレ朝は1997年2月9日放送の「サンデージャングル」と、2月11日放送の「ニュースステーション」で、CM直前に「トイレは今のうちに」との字幕を出してしまうミスを続け、CM軽視としてスポンサー側の怒りを勝っていたのです。

日本広告主協会からも再発防止の要望書が出され、それを受けてテレ朝社内でも「CMの取り扱いには注意するように」と書かれたマニュアルが配られたばかりでした。

この発言は「あってはならない再発…」と、問題視とされることになります。
テレ朝は翌27日に懲罰委員会を開きました。

決まった処分は 役員や局長らの減俸と、担当プロデューサーの10日間の出勤停止という重いものだったのです。
乱一世さんも「当分の間、出演のご辞退を願う…」という一時降板処分が、その場で決まりました。

この事件を機に、乱一世さんはテレビ以外にも決まっていたラジオの仕事も切られ、その後、半年ほどは干された状態になったと言います。

当初、乱一世さんは「トゥナイト2」の関係者から、「すぐに復帰できる」という説明を受けていたと言いますが、延びに延びました。
結局、同番組への復帰がかなったのは、2年半後の2000年3月になっていたのです。

その日、乱一世さんはCM直前に「特集の前にとても重要なお知らせの時間です。心して見るように…」と見事な自虐ギャグを決め、場を沸かせました。

また、最近の乱一世さんの活動に関してですが、2018年9月時点では、主に番組ナレーターとして「噂の!東京マガジン」を始め6本のレギュラー番組を抱えており、どうやら順調のようです。




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