1972年にドラフト4位で西鉄ライオンズに入団した元プロ野球選手の「若菜嘉晴」さん。
その後はローダイ・ライオンズや阪神タイガースなどを渡り歩いていた若菜さんですが、1982年に女優の白川和子さんとの結婚スキャンダルが報じられたことで自由契約になったことがあるのです。
名前:若菜嘉晴(わかなよしはる)
生年月日:1953年12月5日(65歳)
職業:元プロ野球選手、野球コーチ、野球解説者
出身:福岡県八女郡羽犬塚町(現・筑後市)
学歴:柳川商業高等学校
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阪神タイガースに所属していたプロ野球選手の若菜嘉晴(当時28歳)と、女優の白川和子さん(当時34歳)の結婚スキャンダルは、某スポーツ紙が報じていました。
この記事によると、二人が初めて会ったのは1982年の4月のこと。
中日放送の仕事で名古屋にいた白川さんは、知人の紹介で中日戦のため名古屋入りしていた若菜さんと知り合い、意気投合したのだと言います。
それ以来、二人は大阪や東京などでデートを重ねて、愛を育んでいったとか。
白川さんは、元・日活女優でロマンポルノの女王として活躍後、1973年1月、日活社員の小西俊夫さんと16才の年令差を乗り越えて結婚し、家庭生活に入りました。
二人の間には真紀ちゃん(当時9歳)が生まれましたが、もう一度、女優として再出発したいと、白川さんは1980年に協議離婚しています。
離婚後、白川さんは神奈川県相原市のマンションに新居を構え、真紀ちゃんを育てながら、テレビや映画などで活躍していました。
一方、若菜さんは1981年、シーズン早々に元嫁・利恵子さん(当時27歳)と別居しています。
一人息子の拓馬ちゃん(当時4歳)は利恵子さんが引き取り、福岡県柳川市の実家に戻って、1981年12月に離婚が成立しました。
独身になった若菜さんは、形式上では阪神の合宿所・虎風荘で生活していることになっていましたが、大阪市内にマンションを買い、ここから球場へと通っていました。
1982年6月1日、伝統の巨人・阪神戦のスタメンから外された若菜さんは、広報部を通して怒りの声をぶつけたのです。
新聞で報道されたこと(結婚)は事実無根です。彼女とは同郷の飲み友達にすぎません。シーズン中に野球以外のことで騒がれてくやしい。
とコメントし、相当頭にきたらしく球団関係者に、「報道した新聞社を告訴することも辞さない」と語っていました。
一方、東京ヒルトンホテルでは、午後7時半から白川さんの記者会見が始まりました。
結婚するというのは誤報ですが、付き合っているのは確かだし、彼は私にとって大切な人。
と、白川さんは言い切ったのです。
記者からは、「ズバリ、結婚はどうなんですか?」という質問には、
このまま続けばいいという結婚願望はあります。でも、結婚ばかりは縁ですから…
と答え、「プロポーズは?」と聞かれると、
まだです。言われたら、多分「ありがとう」と答えるでしょうね。でも、まだ彼に「好きだ」とも言われてないんです。
と、答えました。
また、「デートは何回ぐらい?」との質問には、
二人でデートしたのは1、2回ぐらい。彼も私もコソコソするのが嫌いなタイプだから、堂々と会いました。
と話し、「娘の真紀ちゃんには相談しましたか?」という質問に対しては、
娘は「結婚したければすればいいんじゃない。でも私がお父さんと呼べる人は一人よ」と言っています。
と、コメントしたのです。
また、「若菜さんは新聞報道に怒っているようですが?」との質問には、
彼らしいですね。九州男児の短気で気が荒いところが出たようですね。彼にも球団の中で色々立場があるのでしょう。私に電話をかけてきた時は「新聞に出て君にも迷惑をかけたな」と言っていました。
と語ったのでした。
どうやら二人の関係は結婚までは至っていなかったことは事実のようです…
デートの回数などから言っても、若菜さんが言うように二人の関係はそれほど深くなかったのかもしれません。
一方、6歳年上の白川さんは、若菜さん以上に二人の関係を深く考えていたようでもありました。
さて、その後の若菜さんですが、白川さんとの交際が取り沙汰されたことがきっかけで、自由契約となってしまいます。
自由契約となってからはマイナーリーグ(AAA)所属のタイドウォーター・タイズの特命コーチや、横浜大洋ホエールズにの正捕手として活躍していました。
そうして現在は、九州地方を拠点としたローカルタレントや、野球解説者として活動しており、再婚したという話は耳に入って来ていません。
一方の白川さんは、1980年に離婚した小西さんと和解し、1985年に再婚しています。
近年では女優として、テレビドラマや映画などに出演する他、2015年にWAHAHA本舗に所属するなど、お笑い芸人としても活動しているようです。
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