1990年代

安達祐実…爆発物が届けられマネジャーが大怪我?!





日本テレビのドラマ「家なき子」と言えば、「同情するならカネをくれ」のセリフが流行語ともなりました。
このドラマで天才子役として大人気になったのが、ご存じ「安達祐実」さん(当時12歳)です。

そんな安達さんは、1994年12月に事件に巻き込まれてしまいます。
安達さん宛ての郵便物に爆弾が仕掛けられ、開封しようとした所属プロ社員が指を吹き飛ばされる痛ましい事件が起きたのです。

名前:安達祐実(あだちゆみ)
本名:長谷川祐実(はせがわゆみ)
生年月日:1981年9月14日
職業:女優、タレント
所属:サンミュージックプロダクション
出身:東京都台東区
学歴:堀越高等学校




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1994年12月20日午後5時45分頃…
日本テレビ編成局制作センターに爆音がとどろきました。

白い煙が2メートルも立ち上り、封筒の切れ端なのか、細かい紙片が吹雪のように宙を舞ったのです。
居合わせた人たちは悲鳴を上げ、爆発に直撃された若い男性は手から血を流して「救急車を呼べ」と叫ぶ声が響き渡りました。

被害に遭ったのは安達祐実さんの所属事務所「サンミュージック」社員の31歳の男性マネジャーです。
右手の親指と左手の人さし指の先を失う重傷だったでした。

爆発物は「日本テレビ放送網アナウンス部 安達祐実様」と書かれた封筒に仕込まれていたのです。
この肩書からしておかしく、加えて厚さも3センチあり、事務所スタッフに手渡した日テレ社員も「何が変ですね…」といぶかる異様な物だったといいます。

マネジャーが封を開けた途端、この封筒は大爆発…
封筒の中には火薬の詰められた長さ14センチの鉄パイプと、乾電池を使った発火装置が仕込まれており、封を切ると爆発する仕組みになっていました。

被害はマネジャーが両手を大ケガした他、手渡した日テレ社員も右腕などをケガ…
安達さんのもう人1人のマネジャーも耳に一時障害が出るなど3人が病院に運ばれる惨事となったのです。

安達さんは指を失ったマネージャーを日頃から「お兄ちゃん」と呼び慕っていましたが、事件を聞かされて「お兄ちゃん、ごめんね」と泣きじゃくったといいます。

安達さんには警察の警護が付き、しばらく休養…
事件から11日後の紅白歌合戦に紅組の応援で出演しましたが、2日前の29日、埼玉・浦和郵便局で1960年代に爆弾魔として恐れられた「草加次郎」の名義で目本放送協会紅白歌合戦 安達祐実様」宛ての封筒が発見され、動揺が広がりました。
こちらは悪質ないたずらで爆発物は発見されなかったのですが、紅白の会場は200人が警備する厳戒態勢となったのです。

安達さんの事件との関連は不明でしたが、この後も有名人を標的にした爆弾事件が相次いだのです。
1995年5月には当時の青島幸男東京都知事宛ての郵便物が都庁秘書室で爆発…
都庁職員が負傷しました。
また、1997年7月には日テレの井田由美アナ宛ての手紙が爆発して職員が負傷する事件も起きました。

警察の調べで安達さんの事件は消印から、東京・芝郵便局で12月19日に取り扱われたものとわかりましたが、その後も手がかりはなく、犯人がなぜ安達さんを狙ったのかも不明のまま…
一連の事件は未解決のまま時効が成立しています。

この時期は1994年松本サリン事件や1995年地下鉄サリン事件もあり、テロの恐怖におびえていた時代でもありました。




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