1980年代

中村敦夫…地球発22時(23時)降板から現在までを振り返る




 

実は日本ペンクラブ環境委員長であり、俳優に脚本家、ニュースキャスターや政治家など様々な顔を持つ「中村敦夫」さん…
その中村さんがTBSを非難してキャスターを降板させられたのが、1988年の3月のことでした。

名前:中村敦夫(なかむらあつお)
本名:中村敦雄(なかむらあつお)
生年月日:1940年2月18日(78歳)
職業:俳優、作家、脚本家、ニュースキャスター、政治家、株式会社中村企画社長
出身:東京府東京市(現:東京都豊島区)
学歴:東京外国語大学インドネシア語学科(中退)



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1988年3月9日、取材のため静岡県浜松市にいた中村敦夫さん(当時48歳)を毎日放送の制作局長が訪ねてきました。
理由は同局で制作する「中村敦夫の地球発23時」(以前は「中村敦夫の地球発22時」)のキャスターを4月から降りてくれと言いにきたのです。

「中村敦夫の地球発23時」は関西で20%、関東で12%の高視聴率を叩き出す硬派ドキュメンタリー番組…
その人気キャスターへのいきなりの降板通告ほあまりにも不可解でした。

原因は5日前の3月4日に開かれた番組改編の発表記者会見の場で、中村さんがキー局のTBSを激しく非難したことにありました。
噛みついたのは放送時間帯の変更について…
これまでの夜11時台を4月から夜7時台に移行することが決まっていたからです。

「TBSは何を考えているのか。『プライムタイム』が始まるからと22時を23時に変え、今度は2時間ドラマをやるからと19時へ。それで『プライム』の数字はどうなっているんですか?」と。

「プライムタイム」とはTBSで1987年10月から始まった森本毅郎さんがメインキャスターを務める報道番組のこと…
「プライムタイム」のせいで「中村敦夫の地球発23時」は時間帯を変更させられてしまったのです。
ちなみに「プライム」は視聴率が低迷し、中村さんのこの会見から半年後の1988年9月で打ち切られることになります。

さらに、中村さんは会見でこう続けました。
「僕らみたいなタレントは電波芸者だから、どこのお座敷でも踊るが、今度の移行は花柳流にゴーゴーを踊れと言っているようなもの。」…
「大人の情報番担を子供の時間帯でやるなんてTBSのトップがアホなのか中間がアホなのか。」…
中村さんは問題提起をしたつもりでしたが、この会見からわずか5日後に降ろされてしまったのです。

毎日放送側は「あくまでも我々の判断で、TBSは関係ない…」と説明しましたが、全国ネットの番組でいくら制作を担当しているからといって、一ローカル局がメインキャスターを勝手に代えることはあり得ないことでした。

降板が決まってからも、中村さんのTBS批判は止まりません…
週刊誌のインタビューに次のように答えています。
「いきなり老人(TBS)に後ろから頭をひっぱたかれたようなもの。怒ろうったって怒れない。ニコニコ笑っている当のご老人を叱れないですよ。」と語りました。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり…
中村さんは1989年10月から日本テレビで情報番組「中村敦夫のザ・サンデー」の司会に起用されたのです。

博学で見識もある中村さんのキャスター能力は高く買われていたこと、また中村さんなら視聴率が取れるとの判断もあったことが起用の理由だと言われています。

その起用が的中したのか、当初、番組の視聴率は伸び悩んでいたものの、途中から上向きになっていきました。
しかし、そんな時になぜか、中村さんの降板が発表されます…
理由は中村さんの政界進出のためでした。

1995年参院選では落選しますが、1998年に初当選…
しかし、2004年の2期目は落選という結果になりました。

もともとドラマ「木枯し紋次郎」でブレークした中村さん…
現在は政界から離れ、最近ではBSフジ開局15周年記念特番・オリジナル時代劇「三屋清左衛門残日録」(2016年)や映画「チョコリエッタ」(2015年)などに出演し活躍されています。




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