1990年代

華原朋美…ガス中毒騒動は自殺未遂だったのか?!





「I’m proud」、「I BELIEVE」、「Hate tell a lie」など、1990年代後半に小室哲哉氏プロデュースの下で次々と大ヒットを飛ばしてトップアイドルとして活躍した「華原朋美」さん。
そんな華原さんは、小室さんとの破局がウワサされていた1999年1月に、自宅でガス中毒騒ぎを起こし、騒然となったことがありました。




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事件が起きたのは1月30日夕方頃…
華原さん(当時24歳)から弟の携帯電話に「苦しい」とSOSが入りました。

弟が駆けつけたところ、自宅ワンルームマンションではキッチンのガスコンロの栓が全開状態になっており、部屋中にガスが充満していたと言います。
ベッドの横に倒れ込んでいた華原さんは救急車で近くの東京都立墨東病院(東京都墨田区江東橋)に搬送され、間もなく意識を取り戻しました。

退院した華原さんは報道陣に対して「焼きソバを作っていたとき、風邪をひいていたせいか、フラッとしてしまって」と語りました。
しかし、事故現場ではフライパンが乗っていない方のガス栓が開けられており、焼きそばを作るために必要な食材も用意されていないなど不審な点が多かったのです。

そのため、マスコミは「小室(当時40歳)と破局した華原が当てつけで狂言自殺を図った」と書き立てました。
当の華原さんは「単なる事故です。 アハハ…」と自殺を否定…
「大丈夫です。応援してくれる方々に本当に申し訳なく思っています」と語っています。

事故から2日後の2月1日、深川署は事情聴取を行いました。
この時は「もんじゃ焼きを作ろうとしてガス栓を開けたが、火が付かず、カチャカチャやっているうちに都市ガスを吸って気分が悪くなった」と事件性を否定…
この華原さんの証言により、捜査は終了しています。

しかし、焼きそばという取材陣へのコメントが事情聴取ではもんじゃ焼きに変わるなど不可解な点が多く、マスコミの間で自殺未遂説が根強く残ったのでした。

その後、華原さんは5月12日に小室さんと決別し、新事務所で再出発すると記者会見を開きました。
しかし、それから1週間後、再び病院にかつぎ込まれることになります。

5月20日の未明、午前1時20分頃…
自宅マンションの1階ロビーで、華原さんが倒れているのを住人が発見します。

警備員に連絡して救急車が呼ばれました。
華原さんは病院に搬送され、胃洗浄などの救急処置が行われたのです。

こうしてマスコミは、再び自殺未遂かと色めき立ちました。
胃洗浄が行われたことから、不適切薬物の摂取もウワサされたのです。

しかし、禁止薬物の痕跡はなく、警察は今回も事件性はないと判断しました。
華原さんは命に別条はなかったのですが、騒動後しばらく姿を隠していました。

一連の騒動から復帰したのは6月22日…
復帰会見は静岡県御殿場で行われましたが、その際に馬に乗って現れ、駆けつけた取材陣を驚かせたのです。

さらには顔はむくみ気味…
事実と異なる結婚宣言も行うなど様子がおかしく、この会見は5分ほどで打ち切られました。
その後、自身が作詞を行い、小室氏プロデュースから離れて初のシングルとなる「as A person」を発売して芸能界に本格復帰します。

けれども健康問題などで仕事のキャンセルが続いて2007年に所属事務所が契約を解除…
長期の活動休止に追い込まれましたが、2012年12月に活動再開しました。

2015年5月には小室氏が16年半ぶりに楽曲提供した「はじまりのうたが聴こえる」を発売…
7月からは20周年記念の全国ツアーを開催したり、本(華原朋美を生きる)も発売しています。

しかし、2016年11月には体調不良で仕事をキャンセル…
11月5日には病院での検査で急性ストレス反応と診断されたことを公表し、月末まで活動休止することを発表しました。

その後、11月30日に退院し、仕事を再開…
「炎の体育会TV」(TBS系列)や「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)などのテレビ番組にも出演が増えていきました。

ただ、最近では2017年9月には「PON!」のレギュラーを卒業し、2018年7月17日に自身のSNS(インスタグラム、ツイッター)にて「今日限りでインスタとツイッター辞めます皆さんのコメント嬉しかったです!今までありがとうございました!やっふぉーい!みんな元気でね!ばいばーい!」と会員制のブログを閉鎖することを発表しています。

その2日前の7月15日には「私は私の幸せを考えたいな…華原朋美の幸せではなく…」とで意味深なメッセージをコメントしており、これからの華原さんの活動が気になるところです。




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