1970年代

岡田奈々に起きた監禁事件の真相とは?!

本名は矢井弘子さん…
近年では清純派を脱皮する演技力を見せているのが「岡田奈々」さんです。

実は岡田さんは過去に、男に監禁されるという事件の被害にあったことがあるのです。
当時18歳で人気絶頂のアイドルだった岡田さんに、その事件が起きたのは1977年7月15日未明のことでした。

名前:岡田奈々(おかだなな)
本名:矢井弘子(やいひろこ)
生年月日:1959年2月12日(60歳)
職業:女優、元歌手
出身:岐阜県岐阜市
学歴:戸板女子短期大学(中退)



Sponsored Links
 

1977年7月15日の午前1時30分頃、東京都港区内の岡田奈々さんの自宅マンションに、両目と口だけを切り抜いたフロシキで覆面をした男がベランダから侵入しました。

ファンを名乗るこの男は、ベッドに横たわっていた岡田さんを刃渡り20センチのナイフで脅して「大声を出すな。おとなしくしていれば何もしない」と言って両手両足を縛り、猿ぐつわを噛ませたのです。

この時、岡田さんはナイフ避けようとして、両手に全治10日間のケガを負い、慌てた男はシーツを包帯にして手当てをしたり、パジャマを着替えさせたりしました。

もっとも、男は乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)の限りを尽くしたわけではありません。
岡田さんに水を飲ませたり、トマトを食べさせたりもしていました。

結局、部屋に居座ったのは午前6時半頃まで…
約5時間も籠城(ろうじょう)して、血に染まった包帯やパジャマをポストンバッグに詰め金品には目もくれず逃走したのです。
男が手足をほどいていったため、岡田さんはすぐに110番通報しました。

清純派アイドルに起きたこの事件は、その当日には全国紙の夕刊「ベランダから『あなたのファン』岡田奈々さん切る」というタイトルで第一報を掲載…
同日午後4時には都内で所属事務所による緊急会見も開かれました。

この会見に岡田さんの姿はなく、スタッフが事件の経緯を説明しています。
翌16日付の各紙は独自に取材した岡田さんと犯人のやりとりも再現する形で大きく取り上げました。

例えばこんな具合です。
「お金ならあげるわ…私のこと知っているの?」
「知ってる。〇〇女子短大に行ってるんだって?国語が得意なんだろ」
「俺は5年前からこんなこと(強盗)をしているが、実はあなたのファンだ」
などなど…
記事の最後は「乱暴はされなかった。胸にも触られなかったし、キスも強要されなかった」という岡田さんの証言で締めくくられていました。

事件から3日後の18日午後、今度は岡田さんが会見を開きました。
集まった報道陣は100人以上…
所属事務所の社長に付き添われて、岡田さんは右手を三角巾で吊り、左手は白い包帯という痛々しい姿で現れたのです。

そうして岡田さんは「台本を読みながら寝ていた時、『静かにしろ』と首の横にナイフを突きつけてきた。何回も『殺すぞ!』と大声を出しながら足と手をネクタイで縛りました」と事件について語りました。

「体には触られなかったのか?」という記者団の質問には「最初は『脱がすぞ』とは言いましたが、いっさい体には触れませんでした」と答え、犯人についても「痴漢でも泥棒でもなく、男は誰かに頼まれて嫌がらせに来たような気がしました」などと事件当時の印象をコメントしたのです。
そして最後に「ご心配をおかけしましたが、私はもう大丈夫です」というファンへのメッセージも忘れませんでした。

その後、犯人の目的などはナゾのままで、捕まってもいません。
この気丈な会見は評価されましたが、事件が岡田さんのイメージに影響を与えたことは否めません。

岡田さんは事件後も、女優として活躍し続け、最近では、映画「海すずめ」(2016年)やテレビドラマ「警視庁南平班~七人の刑事~」などに出演しています。




Sponsored Links
 



ピックアップ記事

  1. 徳重聡の刺青と禁煙に驚愕に事実が発覚した件!
  2. 吉田明世アナ…実家は保育園で場所は世田谷の○○にある?!
  3. ユンソナの現在と反日発言の真相について解き明かす…
  4. 大貫映子…ドーバー海峡横断から現在までを振り返る
  5. 有賀さつき…山崎直樹社長の不倫の結末とは如何に?!

関連記事

  1. 1970年代

    イワイガワ・ジョニ男のタモリがキレた話に仰天!

    浅井企画所属のお笑いコンビ「イワイガワ」の岩井…

  2. 1970年代

    沢田研二…若い頃に起こした2つの暴行事件とは?!

    ニックネームは“ジュリー”…歌手で…

  3. 1970年代

    中条きよし…隠し子騒動に「うそ」は言えない?!

    端正な顔立ちで女性に絶大な人気を誇って…

  4. 1970年代

    中康次…ダイレンジャーや佐々木小次郎などの役者魂

    名俳優の中康次さん…「五星戦隊ダイレンジャ…

コメント

    • 安藤
    • 2023年 10月 03日 10:41pm

    以前安部譲二さんが、刑務所に入っていた頃岡田奈々さんの家に入った犯人が同じ刑務所に入ってきてその話を聞いた安倍さんがファンだったらしく半殺しにして刑期が伸びたって言ってましたが、犯人が捕まっていないと言う事は、この話が本当なら別件で捕まって自慢話で言ってたと言う事ですかね?

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Sponsored Links
Sponsored Links

最近の記事

  1. 山本譲二…妻の植木悦子との馴れ初めとは?!
  2. 松田聖子…デビュー5年目でも収入はとんでもなかった?!
  3. 牛島和彦…妻の光江との馴れ初めから結婚まで
  4. 八千草薫…メニエール病という病気を患ったことがある?!
  5. 具志堅用高…妻・香澄との馴れ初めから結婚まで
  6. 森繁和…妻・靖子との馴れ初めはファンレターだった?!
  7. 久米宏 …愛人が自殺未遂をして謹慎処分になったことがある?!…
  8. 倉田保昭…クラタスポーツ・スタジオを全国展開しようとしていた…
  9. ジャッキー佐藤とナンシー久美…ジャパン女子プロレスリング設立…
  10. 都はるみ…引退の理由は中村一好が関係していたのか?!
Sponsored Links

おすすめの記事

Sponsored Links

注目記事

Sponsored Links
  1. 2000年代

    木佐彩子…石井一久との馴れ初めから結婚に至るまで
  2. 1960年代

    八千草薫…結婚式で語られた夫・谷口千吉の言葉の意味とは?
  3. 2000年代

    清水宏保の再婚相手は苫小牧の看護師はガセ?!
  4. 1990年代

    織田裕二が若い頃に起こした大モメ事件に衝撃?!
  5. 2000年代

    高橋健一(元キンコメ)の痴漢は冤罪ではないのか?
PAGE TOP